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リスク無しの神様転生チートをお願いします。  作者: てらにうす
第1章 邪神>テラ
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13 野望への第一歩

街にでたんだが、今まで余裕をもって見れてなかったのもあるが、こりゃ街っていうより最早都市だな。

通りを行きかう人の多さが半端ない。

どれくらいの人口かは定かじゃねぇが、俺が前世で住んでた場所にだって負けてねぇきがする。

文化は中世ヨーロッパっぽいが、臭いもない。下水道があるってことか?


いや、そんな分析してる場合でもねぇな。いつ訓練所がばれて大規模な捜査が行われるかわからねぇ。

まずこの警備兵の服をさっさとかえねぇとな。

警備兵の俺が都市民に服屋はどこですか?なんてきけるわけがねぇ。

あ、こういうときのマッピングか!・・・都市内部、服屋を意識する。10個ほどマーカーが出た。


マッピング性能よすぎるな。まぁ検証は後にするか。

幸い金は貧乏っぽいとはいえ100人分くらいかき集めたんだ。

銀貨は訓練所の休憩所っぽいとこにあった袋に入りきれないくらいパンパンに詰まってる。

むしろ銅貨は捨てざるを得なかったほどだ。



カランコロン・・。

近場の服屋に入る。扉を開けると店員がでてくるってことか。前の世界とかわんねぇな。


『いらっしゃいませ?』


年若い女性が俺をいぶかしげに見る。そりゃそうか、警備兵が何の用だよってことだろうしな・・。

さっと品物を見渡す。


「動きやすいパンツ、上着にシャツを適当に見繕ってくれないか?」


『かまいませんが、職務中では?』


「休憩中だ。」


通りすがりの店で結構人が飯食ってたしこれで通じるだろ。


『そうですか。少々お待ちください。』


通貨単位もわからねぇな・・。銀貨何枚で金貨になるんだ・・?

それに休憩中っていっちまった手前ここで着替えていくわけにもいかねぇし・・。


それから店内を少々見て回ってると10分ほどで呼ばれた。


『お待たせしました。何点かお持ちしましたので気に入ったのがございましたらお願いします。』


「んじゃ、この黒のパンツと黒のジャケット、それと白のシャツを3枚お願いする。」


『かしこまりした。パンツが銀貨10枚、ジャケットが銀貨15枚、白のシャツが単価銀貨3枚ですので合計銀貨34枚になります。』


銀貨100枚で金貨1枚かねぇ?


「あいよ。んじゃこれで。」


『確かに。こちらになります。ありがとうございました!』


靴に下着、靴下ほしいものはいろいろあるがとりあえず最低限度にしておこう。


カランコロンと店をでて店の裏側に回り、人がいないの確認して早着替え・・。

よし。誰にも見られてねぇな・・。警備兵の服は・・魔術でも使えりゃ燃やしちまうんだがな・・。

しょうがねぇここにポイ捨てしかねぇな・・。


マッピングで宿屋を検索・・・。該当25件か。現場からできるだけ遠いほうがいいか。

街並みを見ながら宿屋へ。

大通りだからなのかとにかく店が多い。魔術屋とかすごい興味あるがとりあえず後回しだ。


宿屋へ着いたが、1階は酒場兼食堂って感じだな。さすがに前世のホテルってわけにゃいかないが、想像してたよりもずっと清潔感がある。カウンターにいくと下町のおっちゃんっぽい人迎えてくれた。


『らっしゃい!お泊りかい?飯なら俺の左の入り口だ。』


「3泊頼む。」


『1泊銀貨5枚だから合計15枚だ。食事は夕食だけ無料でくえるぞ。朝昼は別個に金払ってくれ。』


支払いをすまし、一度部屋に入る。昼飯を食いたいとこだが、ずっと緊張続きで少し休みたい。


ベットと簡単なテーブルとイスがあるだけだが充分だ。清潔感あるし問題ないな。

鍵をかけベットにゴロンと横になる。


「疲れた・・。」


ほんとならこのまま寝ちまいてぇ・・。だがそれじゃまずい。色々確認と今後の行動についてはしっかり考えておかねぇと取り返しがつかなくなるしな。


まず俺の現在の状況からか・・。


「ステータス。」


+++現在のステータス+++


名前 ???→テラ

年齢 20

出身 地球→不明

身分 出身地不明により流民

スキル(★1~★5まで)

   ★5 ジャッジメント(神罰LV2)

   ★5 マッピング(邪神クラス)

       (敵対生物表示可、建物家屋検索可能。味方検索可能。)

   ★1 自己鑑定(詳細LV1)⇒ LV2

加護 邪神(地球)の加護(全ての言語の読み書き可能、会話可能)new

祝福 5不屈の意志(契約を破ると能力低下、契約を履行する限り能力倍加) 

呪い 1黒き選択(発動中) 2外道の道(発動中) 3不信の心 

    4勇者への道 6殺戮の咎 7対立の導 8魔王への道

使命 神々により召喚された異世界人3名の抹殺(期限まであと50年)


+++



自己鑑定のLVが上がって邪神の加護の詳細が分かった。

邪神が効果何もないとか言ってたけどありゃ嘘だったのか。

切羽詰まって今まで気づかなかったけど確かに普通に会話出来てたし、看板の文字も読めてたな。


にしても全ての言語の読み書き、会話可能ってチートすぎる気がするんだが・・。

これなら、魔術言語とかも使用可能になれるってことか。そんなのがあればの話だが。


マッピングの詳細も上がったな。この書き方だと敵対人物の名前検索はできないってことか・・。


あとは・・呪いの1番と2番が発動しっぱなしになってるのも気になる。

この呪いが発動したおかげであの危機を乗り越えられたんだよな。

今もオレできる子モードっぽい。力が湧きあがるのがわかる。


それはさておき、どうもいまいち呪いと祝福の違いがわからない・・。

呪いでも能力上がるってことが今回で分かったし逆に祝福でもマイナス面はある。

この世界についてもだし、自分自身についてもだがとにかく知識が足りない。


まぁステータスについては考えたって分からないからこれくらいにしおくか。


次は、これからどうするか・・だよな。

訓練所の殺戮は今すぐにばれてもおかしくねぇよな。となると騎士団が出撃するのは間違いない。

警備兵じゃ抑えられないって思うだろうしな。


うーんと・・、なんだっけか。たしか魔術師がチープで騎士がカラだっけか。

マッピング・・・検索できません。やっぱできねぇか・・。


あの二人が流民の俺を試し切り用として警備兵に下げ渡した。

つまり警備兵が惨殺されてて俺の死体がないと分かったらすぐに俺が犯人だと気づくだろう。


本来なら殺っちまいたいとこだが、場所がわからねぇからって騎士団奇襲かけるのはあまりにも無謀だろう。このクラスの都市なら騎士団だってかなり大きいはずだ。

ポトフが東の要だとかいってたしな・・。


探すなら宿屋だ。当然都市を封鎖してってこともありえる。となるとすぐに見つかっちまう。

宿屋は25件、騎士団の人数を考えりゃすぐにでも全部調査できちまう。


くそっ・・。どうしたもんかな。

マッピングで検索。冒険者ギルド・・・4件あり。

なるほど中心部に1件、都市からでる北、南西、南東付近に1こづつか。こっちは支店かな。


冒険者ギルドなら流民の俺でも入れるだろうか。

そこらへんがわからねぇから怖くてなかなか足を伸ばせねぇな・・。

冒険者になれれば俺の出身をある程度気にしなくて済む可能性はあるんだがな・・。


他の手立てか・・。

こんなでかい都市なんだ。スラムは間違いなくある。

元の世界の小説だと大体スラムに裏を牛耳ってる奴がいるんだよな。そいつをぶっ殺して俺がボスになる。

デメリットは・・そもそもスラムにそんなやつがいるのかってことか。

大体裏ボスってのは隠れてるからな、探すのも一苦労だ。


まてよ?

スラムに入ってかたっぱしから住民を虐殺したらどうか?

おそらくスラムを牛耳ってる奴もでてくるだろう。

そしたらマッピングで敵対になったやつを全部除いちまえばいいんじゃねぇか?

これはいい手に思えてきた。


それか、この武力を生かして奇襲を繰り返して騎士団を鏖殺する。んで城を乗っ取る。

これはシーラが手に入る。かなり魅力的だ。

デメリットは・・たしかエンタリウム大戦だったか。そんなのが近いっていってたな。

騎士団を全滅させる以上東のこの都市は陥落間違いなしだな・・。

これだめだ・・。


ここまで考えてふと外をみるともう日が暮れかけてる。

宿で飯出してくれるって言ったな。

後は飯を食いながら考えよう。

第一歩踏み出せませんでした・・。

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