家族会議
とりあえずの登場人物紹介。
冬「でもさ、やっぱり登場人物が十二人ってあまりにも多すぎると思う」
凪「だから、正直すぎるのよ。冬夏ちゃんは」
梓「でも、言ってること。正しい」
凪「もう。梓美まで」
琉「ねぇねぇ! さっきから思ってたんだけど。「」の上についてる文字って何な
の?」
結「それはね。誰が喋ってるか分かりやすくする為だよ。ほら、琉杏ちゃんが喋っ
てる「」だと、その上に「琉」って書いてあるでしょ?」
琉「へぇ~。確かに分かりやすいね」
静「そうしなくちゃならないって程、キャラクターがたくさんいるってことを如実
に表してる。ってこれ。『かいけつゴスロリ』の真似?」
風「如実なんて難しい言葉、よく知ってるね静菜ちゃん。今度私に、国語の勉強教
えてよ」
み「コラコラ。お前高2だろ。小学生に勉強教えてもらおうとすんじゃない。あ
と、静菜。あまり著作権とか面倒だからそういうのやめて」
涼「あのぉ。私が思うに。まだ自己紹介とかもしてないしさ。まず、そういうこと
やってから……」
冬「一人ずつ殺していくんだね」
凪「怖い! 怖いから、冬夏ちゃん!」
和「もう。皆バカなこと言ってないで。涼ちゃんの意見を聴きなさい。まだ一言も
喋ってない人もいるんだから。ねぇ、茜」
茜「アタシに振らないでよ和葉。そうだな。アタシ抜けるから、十一人でやれば
いいじゃん」
和「いや、そういう問題じゃないし。まだ始まったばかりじゃない。そういうマイ
ナス発言は止めにしましょ。で、とりあえず何か喋ったら? 葉月ちゃん」
葉「ふぇ!? え、え、あ。ぼ、僕は、鷹村葉月と申します!」
凪「ええ!!? 唐突に自己紹介が始まった!?」
梓「我が名は黒森梓美。中学1年生。13歳。終わり」
凪「順番的に隣に座ってる私の番か。四ノ宮凪沙。中3。15歳」
冬「雨木冬夏。高1。15歳」
風「宇佐美風梨。高校2年生。16歳」
静「三咲静菜。小学6年生。11歳。ロリコンは滅べばいいと思う」
み「もうちょっとオブラートに包もうよ、静菜。陣内みやび。大学生。18歳」
涼「巴涼。高校1年。15歳」
琉「月代琉杏。小学5年生。11歳。ロリコンって何?」
結「日高結希。高校2年生。16歳。ロリコンっていうのはね……」
和「教えなくていいからっ。御影和葉。大学一年生。18歳」
茜「え。アタシも言うの? 大友茜。大学一年生。18歳。で、誰を殺すの?」
凪「だから殺さないってば!」
茜「ボケるのって楽しいね」
凪「おもしろ半分でぼけないでよ!」
こんな大所帯で話を書くことは今後あまりないでしょう。