ジョン・ケープルズ「ザ・コピーライティング」ダイアモンド
「今後、何かの見出しや小見出し、無料パンフレットのタイトルを書くときは、こうした本のタイトルの簡潔さ、わかりやすさ、人が誰でも興味あるテーマを取り入れるといい」―ジョン・ケープルズ
アメリカの広告業界で49年という長きにわたり、コピーライターとして他者を圧倒してきた、ジョン・ケープルズによる「売れる広告」の手法を記載したもの。
この本には、やってはいけないとされること、やるべきだとされることなど、様々な広告コピーの書き方が載っています。
正直なところ、この本は読むべきものではありません。読んでしまうと、世の中に存在する広告を、とにかくバカにしたくなって仕方なくなるからです。
意味のわからない、何が言いたいのかわからない、意味なく芸術的すぎる、小難しい広告をバカにしたくなるので、あなたは読むべきではありません。
ぼくは手遅れです。でも、この本に載っている手法を使ってコピーを書き、広告賞に応募したところ、なぜだかわかりませんが賞を獲ってしまいました。
この手法を使いながら、こっそりと応用しながら、ぼくは今も小説を書いています。ぼくのモットーである「可愛く面白くわかりやすく」は、ケープルズとオグルヴィからインスピレーションを受けたところが大きいです。