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星新一「ボッコちゃん」新潮文庫
『スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。』(新潮社HPより引用)
星新一の書いた、ショートショートの詰め合わせ。
自選ということで、自身の傑作を集約したものだとも書かれています。
これを読めば、星新一ワールドの魅力に触れることができると思います。
星新一作品未読者には、この本がオススメです。
わかりやすく、子供にも理解できるように書かれている文章。爽快なストーリーにラストのどんでん返しのヤラレタ感、読了した瞬間にぼうっとした感覚が身体を襲ってくること間違いなしの名作です。
わかりやすい文章でも、面白い文章を書くことはできるんだと、幼いぼくに教えてくれた素晴らしい本です。