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おかゆまさき「撲殺天使ドクロちゃん」メディアワークス
ある日、平凡な少年のところに天使少女がやってきて、ドタバタやっちゃう系のラブコメディ……なのですが、少年こと桜くんは天使ことドクロちゃんに撲殺バット『エスカリボルグ』を使われ、しばしばすり潰されます。
すり潰された後、ドクロちゃんは呪文を唱えます。「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~」と。
すると、なんということでしょう。桜くんは復活するのです。不思議ですね。
そんなスプラッタラブコメディです。
こいつ最高にバカと言いたくなる、最高のライトノベル。
実際に読んだのは、発売当初ではありませんでした。狼と香辛料を読み、ライトノベルというものに関心を寄せていた際、問題作と話題になっていた当作を読了し、ライトノベルというもののジャンルの幅広さに感動したのを今も記憶しています。
ライトノベルって、こんなことまでやっていいんだ! おもしろすぎる!
ぼくの、原稿を書こうという決意が固まった瞬間でもありました。