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8月31日

掲載日:2026/08/31

8月31日なので思いついたネタです。

 

「ふわぁ……」


 欠伸をしながら、一人の少女が自宅の階段を降りる。階段の途中にある窓からは、朝から元気な蝉たちの鳴き声が響く。それを耳にした少女は、煩わしそうに外へ視線を送った。


「おはよう。そういえば、夏休みの宿題は終わったの?」


 少女がリビングに入ると、キッチンに立つ母親から声がかかる。


「おはよう……あと少しだけ……」


 母親の指摘に、少女は気まずそうな表情で答えた。


「あと少しが本当ならいいけどね……明日から学校なのだから、ちゃんと仕上げるのよ?」


 少女の発言に信憑性がないと判断した母親は、日めくりカレンダーを指差す。そこには、8月31日と記されている。本日は夏休み最終日だ。その為、母親は少女に釘を刺す。


「言われなくても、分かっているよ……」


 母親からの言葉に、少女は不貞腐れた様子で返事をした。


「もう、そんなこと言って……困るのは……あら、電話……」


 少女の発言を咎めようとしたが、母親の携帯電話が鳴った。その為、会話が途切れる。


「はぁ……夏休みが終わらなければいいのに……」


 母親が聞いていないことを良いことに、少女は溜息混じに願望を呟いた。



 ○○


「……朝かぁ……今日から学校だぁ……」


 少女は気だるそうに、ベッドから立ち上がる。


「ふわぁ……」


 欠伸をしながら、少女が自宅の階段を降りる。階段の途中にある窓からは、朝から元気な蝉たちの鳴き声が響く。それを耳にした少女は、煩わしそうに外へ視線を送った。


「おはよう。そういえば、夏休みの宿題は終わったの?」


 少女がリビングに入ると、キッチンに立つ母親から声がかかる。


「おはよう……。えっ……」


 母親の指摘に、少女は動きを止めた。


「終わってないのね? ……明日から学校なのだから、ちゃんと仕上げるのよ?」


 少女の反応に、宿題が終わっていないと判断した母親は、日めくりカレンダーを指差す。そこには、8月31日と記されている。本日は夏休み最終日だ。その為、母親は少女に釘を刺す。


「宿題なら昨日仕上げたよ? だって今日は9月1日でしょう? ほら、宿題だって終わって……あれ?」


 母親の言葉に、少女は少し顔色を悪くさせながら返事をする。そしてリビングに置かれている、数学ドリルを開いた。しかし数学ドリルは、数十ページ残っており未完成である。


「もう、そんなこと言って……ほら終わってないでしょう? 寝ぼけてないで、ちゃんと宿題をするのよ? 困るのは……あら、電話……」


 少女の発言に母親は溜息を吐く。すると母親の携帯電話が鳴った。その為、会話が途切れる。


「夢だったのかな……」


 少女は首を傾げた。



 ○○


「……朝かぁ……今日こそ学校だぁ……」


 少女は気だるそうに、ベッドから立ち上がる。


「ふわぁ……」


 欠伸をしながら、少女が自宅の階段を降りる。階段の途中にある窓からは、朝から元気な蝉たちの鳴き声が響く。それを耳にした少女は、煩わしそうに外へ視線を送った。


「おはよう。そういえば、夏休みの宿題は終わったの?」


 少女がリビングに入ると、キッチンに立つ母親から声がかかる。


「おはよ……何を言っているの……」


 母親の指摘に、少女は動きを止めた。


「終わってないのね? ……明日から学校なのだから、ちゃんと仕上げるのよ?」


 少女の反応に、宿題が終わっていないと判断した母親は、日めくりカレンダーを指差す。そこには、8月31日と記されている。本日は夏休み最終日だ。その為、母親は少女に釘を刺す。


「宿題なら昨日仕上げたよ!? それに今日は9月1日でしょう? ほら、宿題だって終わって……あれ?」


 母親の言葉に、少女は顔色を悪くさせながら返事をする。そしてリビングに置かれている、数学ドリルを開いた。しかし数学ドリルは、数十ページ残っており未完成である。


「もう、そんなこと言って……ほら終わってないでしょう? 寝ぼけてないで、ちゃんと宿題をするのよ? 困るのは……あら、電話……」


 少女の発言に母親は溜息を吐く。すると母親の携帯電話が鳴った。その為、会話が途切れる。


「う、噓……確かに……終わらせたのに……」


 少女は青ざめた顔で呟いた。



 ○○


「……今日こそ学校だ……」


 少女は、ベッドから立ち上がる。


「ふわぁ……」


 欠伸をしながら、少女が自宅の階段を降りる。階段の途中にある窓からは、朝から元気な蝉たちの鳴き声が響く。それを耳にした少女は、煩わしそうに外へ視線を送った。


「おはよう。そういえば、夏休みの宿題は終わったの?」


 少女がリビングに入ると、キッチンに立つ母親から声がかかる。


「……何を言っているの……」


 母親の指摘に、少女は動きを止めた。


「終わってないのね? ……明日から学校なのだから、ちゃんと仕上げるのよ?」


 少女の反応に、宿題が終わっていないと判断した母親は、日めくりカレンダーを指差す。そこには、8月31日と記されている。本日は夏休み最終日だ。その為、母親は少女に釘を刺す。


「宿題なら昨日仕上げたよ!? それに今日は9月1日でしょう!? 宿題だって毎日毎日、終わらせているのに! なんで!?」


 母親の言葉に、少女は顔色を悪くさせながら叫ぶ。そしてリビングに置かれている、数学ドリルを開いた。しかし数学ドリルは、数十ページ残っており未完成である。


「もう、そんなこと言って……今日は8月31日よ? ほら宿題だって終わってないでしょう? 寝ぼけてないで、ちゃんと宿題をするのよ? 困るのは……あら、電話……」


 少女の発言に母親は溜息を吐く。すると母親の携帯電話が鳴った。その為、会話が途切れる。


「……なんで……」


 少女は震える手で顔を覆い隠した。



 ○○


「…………」


 少女は、ベッドから立ち上がる。


「ふわぁ……」


 欠伸をしながら、少女が自宅の階段を降りる。階段の途中にある窓からは、朝から元気な蝉たちの鳴き声が響く。それを耳にした少女は、煩わしそうに外へ視線を送った。


「おはよう。そういえば、夏休みの宿題は終わったの?」


 少女がリビングに入ると、キッチンに立つ母親から声がかかる。


「…………おはよう」


 母親の指摘に、少女は動きを止めた。


「終わってないのね? ……明日から学校なのだから、ちゃんと仕上げるのよ?」


 少女の反応に、宿題が終わっていないと判断した母親は、日めくりカレンダーを指差す。そこには、8月31日と記されている。本日は夏休み最終日だ。その為、母親は少女に釘を刺す。


「今日って何月何日だっけ?」


 母親の言葉に、少女は顔色を悪くさせながら今日の日付を問う。そしてリビングに置かれている、数学ドリルを開いた。しかし数学ドリルは、数十ページ残っており未完成である。


「もう、そんなこと言って……今日は8月31日よ? ほら宿題だって終わってないでしょう? 寝ぼけてないで、ちゃんと宿題をするのよ? 困るのは……あら、電話……」


 少女の発言に母親は溜息を吐く。すると母親の携帯電話が鳴った。その為、会話が途切れる。


「…………」


 少女は震える手で、数学ドリルを強く握った。



 ○○


「…………」


 少女は、ベッドから立ち上がる。


「ふわぁ……」


 欠伸をしながら、少女が自宅の階段を降りる。階段の途中にある窓からは、朝から元気な蝉たちの鳴き声が響く。それを耳にした少女は、煩わしそうに外へ視線を送った。


「おはよう。そういえば、夏休みの宿題は終わったの?」


 少女がリビングに入ると、キッチンに立つ母親から声がかかる。


「…………」


 母親の指摘に、少女は動きを止めた。


「終わってないのね? ……明日から学校なのだから、ちゃんと仕上げるのよ?」


 少女の反応に、宿題が終わっていないと判断した母親は、日めくりカレンダーを指差す。そこには、8月31日と記されている。本日は夏休み最終日だ。その為、母親は少女に釘を刺す。


「…………分かっているよ」


 母親の言葉に、少女は青白い顔色で答える。そしてリビングに置かれている、数学ドリルを開いた。しかし数学ドリルは、数十ページ残っており未完成である。


「もう、そんなこと言って……今日は8月31日よ? ほら宿題だって終わってないでしょう? 寝ぼけてないで、ちゃんと宿題をするのよ? 困るのは……あら、電話……」


 少女の発言に母親は溜息を吐く。すると母親の携帯電話が鳴った。その為、会話が途切れる。


「夏休みが終わらない……」


 少女は膝から床に崩れ落ちる。震える声で現状を訴えるが、蝉の鳴き声に搔き消された。




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