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42 ウェスティン邸への侵入

ステラさん達に別れを告げてウェスティン邸に向かった。ウェスティン邸の門の前には兵士が2人、見張りで立っていた。


ヒルの作戦はこうだ。まず僕とタロトが兵士の前でケンカをする。兵士が気を取られてる隙にヒルが門をよじ登って侵入。玄関から先はヒルの実力でなんとかする。うん、スッカスカな作戦だね!絶対ムリだと止めたが、自信満々なのでやってみることにした。


「おい、お前もっかい言ってみろよ(棒読み)」


「何度だって言ってやるよ。この大バカ野郎(棒読み)」


くっ!作戦以前に僕とタロトの演劇スキルが低すぎた!兵士は見向きもしない。遊んでると思われてるのだろう。


「何だ、お前ら、見世物じゃねーぞ(棒読み)」


ド下手な演技のままタロトが兵士に絡む。その度胸は素晴らしい!タロトって最初の印象は悪かったし、乱暴な言葉使いだし、反抗的なのかと思ってたけど、意外に協力的だよね!ヒルの作戦にちゃんと従ってる。


兵士は変なガキに絡まれた、と苦笑いしていたけど、まぁ気はそれた。この隙にヒルが門をよじ登って、…落ちて盛大な音をたてた!?


ガシャーン!!


「何だ?!お前、何やってるんだ!」


速攻で捕まって隊長を呼びに行かれた。まじで、何やってんの?!何の自信だったの?


ヒルにとってラッキーなことに、やってきた隊長はアレンさんだった。


「ヒル?何やってるんだ?」


「ウェスティン夫人に呼ばれててね、誰にも見つからずに部屋まで行かなきゃならないんだ。」


「もう大失敗だな!よく堂々と言えたもんだ。まぁウェスティン夫人か、だいたい用件は分かる。俺が連れて行ってやるよ。おい、こいつのことは見てないことにしてくれ。」


「はい!承知しました!」


ヒルはこっちを向いて『ほらね、上手くいっただろ?』的な顔をして親指を立てた。なんもヒルの功績じゃねーわ!



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