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29 クラーケン戦-2
まさか、ヒルがまだ、
カメ女が味方だと思っていたとは。
ヒルは人を疑う事を知らないからな。
それにしても、カルビンが来るのは想定外。何も起こらないといいけど。
だが、その思いは届かず、
カルビンは、クラーケンに捕まった。
「カルビン様!」
カメ女が、カルビンを助けに行こうとしたが、ヒルに止められた。
「駄目だ!今行けば、君まで捕まってしまう!」
「っですが!」
ヒルの言葉でカメ女の抵抗する力が弱まった。
カルビンがサエや他の人にやった事は許せないけど、このまま、やられる所を見てるのは夢見が悪い。
僕が、頭をフル回転させていると、サエが、動き出した。
!何をする気だ!?
「カルビンを離しなさい!このデカイカ!」
そう言って、サエはクラーケンの足を切り、カルビンを離す事には成功したが、
逆に、サエが捕まってしまった。
「サエ!」




