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23 賞金ゲット

サエの勝ちが認められたので、賭けの賞金がもらえた。サエに賭けてた人がすごく少なかったので、なんと配当は金貨50枚だった!金貨1枚で1ヶ月ぐらい暮らせるので、かなり大金だ。


「ねぇ、買いたいものがあるから、この賞金もらってもいいかな?」


サエが申し訳無さそうに頼んできた。まぁ僕は補助?しただけなので賞金をサエが使いたいなら仕方ない。


「いいけど何に使うの?」


「うーん、今はまだ内緒にさせて。」


嫌な予感がするが、心配しても仕方ない。どうせサエは僕が思ってる以上のトラブルを持ってくるだろう。その時までは穏やかな気持ちで過ごしたい。



次の日、サエは僕に兜をプレゼントしてくれた。


「日本ではいつもヘルメットしてたでしょ?こっちに来て何も被ってないと不安かなと思って。兜の効果で、1回は生命力0になる頭への攻撃を無効にしてくれるんだって。隕石が落ちてきても大丈夫だよ。」


僕は大喜びで受け取った。これで毎日買い物に行く前に遺書を書かなくてよくなる。これを買うために賞金が欲しかったのかな?トラブルを持ってくるとか思ってごめん。


「それでなんだけど、明日クラーケンを倒しに行こうと思う。」


しっかりトラブル持ってきた!兜もらったからってクラーケン討伐は行かないよ?


「今度こそレイリの助けを借りずに勝つわ。実は賞金を使ってゴーヨクって貴族から身体強化のアイテムを借りたの。神化の腕輪っていう、かなりレアなものらしいわ。補助魔法の強化と違って、身体への負担がないんだって。」


「ゴーヨクから借りただって?」


アレンさんが顔色を変えたが、サエが後で詳しく説明するからと言ってなだめた。また無茶をしてるに違いない。


「レイリは家で待っててくれて良いよ。サクッと倒して帰ってくるから。ヒルには頼みたい事があるから来てほしいんだけど。」


「いいよ、戦いでは役に立てないと思うけどね。」


ヒルは簡単に了承した。ちょっと2人ともよく考えて?最初に話を聞いたとき、討伐隊が全滅したとか言ってたよね?サクッと倒せるわけがない。


でもサエを止めたって無駄なことも分かっていた。


「待ってる方が怖くてストレスだから、僕も一緒に行くよ。負けそうになったらちゃんと逃げてよ?」


「勝つから大丈夫だよ。」


ホントにポジティブすぎて嫌になった。

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