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深沢女子学園の小話  作者: 九時十三分
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登場人物

深沢女子学園3年生。

【バスケットボール部】 

佐ノ倉真緒 3年A組 身長177㎝ B86 W63 H83


バスケットボール部主将。

ボーイッシュなショートカットにヘアバンドをした長身の3年生。

コート上では誰よりもタフで明るいスター選手だが、普段はLINEの使い方も知らないポンコツ。

ソフトボール部の加藤舞とは何かと張り合う犬猿の仲。

梶伊都子と加藤舞、それに彼女を足して深沢女子学園運動部のビッグスリーと見なされている。

趣味は練習。

長時間体を使わないでいると弱りはじめる。



【卓球部】

橘遥 3年A組 身長154㎝ 体重 B75 W57 H79


卓球部主将。茶髪ショートの背が低い女の子。

地方予選敗退の常連であった卓球部を立て直し、団体戦で全国大会出場を果たした。

男兄弟に囲まれて育ったためか、立ち居振る舞いがどことなく少年的。友人は多いが、高校生活で一度も友達とトイレにいったことがない。

佐ノ倉真緒、加藤舞、梶伊都子、のビッグスリーと馬が合って仲がいい。

ちなみにビッグスリーというあだ名はダサいと真顔で忠告している。

体型と性格から以前は「妹系お姉ちゃん」と呼ばれていたが、今は「弟系お兄ちゃん」と呼ばれてムカついている。



【数学部】

飛川千鶴 3年A組 身長155㎝ B81 W58 H80


数学部部長であり、生徒会長の神宮寺の友人。

前髪ぱっつんの姫カット。人前では明るく、その実は思い詰めるタイプ。

学業優秀で、数学では学年首位、他の教科も学年トップ10に名前が入る秀才。

見目も美しく、学園の才色兼備の一人に数えられている。

明るく、誰に対しても分け隔てなく優しいと評判だが、その実はけっこう腹黒い。

生徒会長の神宮寺に心酔しており、「会長の友人」という立場を保つために日夜努力を欠かさない。

成績も、学園での評判もそのためのものであり、その意味では非常に努力家。



【剣道部】

梶伊都子 3年B組   身長167㎝ B82 W59 H81


剣道部主将。全日本選手権覇者。

黒髪を背中で切りそろえた女生徒。口数は少なく、あまり表情も少ない彼女だが、友人たちからは表情豊かだとも言われている。

すらりと背が高く目に涼しさがあり、ストッキングを履いた足元まで立ち姿が凛々しい。

忍耐強い性格で、愚痴や不平といったことをまず漏らさない。

他人に厳しく、自分にはもっと厳しい。友人からは「江戸時代系女子」などと呼ばれている。そんなあだ名を面倒に思いながらも、級友のからかいを看過する鷹揚さがある。

運動部ビッグスリーの一人。


橘「ビッグスリーって言い方ダサくない?」


佐ノ倉「ちっちゃいワンよりマシでしょ」


橘「ほー。そんな楽しい呼び方考えたのは誰かな?」



【演劇部】

妹背真理亜 3年B組 身長161㎝ B89 W60 H86


演劇部に在籍しながら学外の劇サークルにも所属し、数々の舞台で主演を務めている。

ウェーブがかった黒髪で唇がすこし厚い。彫りの深い顔立ちだが普段はどちらかと言えば地味な印象を人に与え、舞台に上がれば誰よりも存在感のある花形女優とは気づかれにくい。むしろ、化粧っけも無く、伊達メガネを掛け、前髪も下ろしていて、ちょっと野暮ったい部類に入る。

年齢のわりに落ち着いていて、友達がガールズトークに花を咲かせていても、だいたい笑って聞いているだけで、その手の話に自分から積極的になることは無い。ただし、経験が少ないという訳でも無いのは、首元の赤リボンが示している。



【吹奏楽部】 

水無月綾 3年B組 身長169㎝ B84 W62 H83


吹奏楽部の部長を務める長身のドラム奏者。ゆるくカールしたロングヘアーで、前髪は少しかき上げている。モデルのようなプロポーションにブラウスの袖を捲り、襟元を開いて緩くリボンを巻いている。

さっぱりとした性格で物言いもはっきりしているが、不用意に誰かを傷つけることはない、いわゆる「いい女」。

部員やクラスメイトから悩み相談を受けることが多く、最後には相手の背中をしっかりと押してやっているあたり面倒見は良い。その後、相手から感謝をされることがあっても「へぇ、がんばったじゃん」と笑って済ませ、立ち入り過ぎることもない。

大所帯の吹奏楽部を取り仕切るだけありリーダーシップに優れ、クラスでも目立つ存在になっている。

趣味はクロスワードパズル。本人いわく、「ちまちましたことが好きなの」とのこと。



【ソフトボール部】

加藤舞 3年C 身長171㎝ B88 W62 H88


関東屈指の名門である深沢女子学園ソフトボール部の絶対的エース。

金属バットをひん曲げる速球と多彩な変化球を武器に、1年生からソフトボール部を全国優勝に導いてきた。

黒髪のポニーテールで猫を思わせる大きな目をしている。よくブラウスをめんどくさがって、へそ出しのタンクトップの上からブレザーを羽織り、白のオーバーニーソックスを履いている。若々しく健康的で、マウンド上では獰猛。

バスケ部の佐ノ倉真緒とは1年の時からの喧嘩相手。最初に揉めた理由は覚えていないが、今でもとにかく気に入らない。

佐ノ倉以外のことについてはさっぱりとした性格で友人も多い。とりわけソフトボール部の中では、慕われ、頼られている。



【天文部】

天野苺  3年C組 身長157㎝ B85 W61 H88


いわゆる白ギャル。

入部理由が「夜に遊んでて部活単位もらえんのかよー♪」だったという天然。

髪は脱色し、ピアスも開け、ブラウスの胸元も大きく開けている。もちろん生活指導に度々呼び出されては注意を受けているが、ヘンに綱渡りができてしまうために、今のところ学園から放り出されずにすんでいる。

脳みそが軽石よりスカスカ。学力は中1で止まっているという噂もあり、事実、成績は3年間を通して総合最下位。

「授業中にキャンディーと間違えてタバコを吸った」「学校を病欠しているのにTVの街頭インタビューに出ていた」など、伝説が多い。

スマホ全盛のこの時代に待ち合わせも平気で失敗するような不具合女だが、能天気であっけらかんとしている。

これはこれで不思議と友人が多く、追試のたびに本人よりも周りが努力してなんとか合格させてきた。

学生としてしなければならないことはなに一つできないが、キスだけは異常に得意。

野良猫よりも貞操観念が低く、気が向けばどこでも誰とでもしてしまう。


天野「なにコレ。あーしホメられてんの?」


加藤「ええまあ」(スマホいじりながら)


天野「よーする、なんて書いてあんの?」


加藤「クソビッチ」


天野「はああああああ!?」



【生徒会】


真木祥子 3年B組 身長158cm B82 W59 H82

生徒会副会長。丸みのあるショートヘアのツーブロックで、メイクは派手。スカートは短く黒のニーハイという校則ぎりぎりアウトの出で立ちで、およそ生徒会らしくない外見をしている。

ごりごりの個人主義者で唯我独尊。周りはバカだと顔に書いてあるタイプ。彼女にとっての基準以下の人間は、生徒であろうと教師であろうと「雌豚」であり蹴りを入れる対象になる。衆目の前で彼女に面目を潰された人間は多く、学園内では敬遠されている。その分だけ能力は高く、周囲が驚くような冴えを見せて、何日も会議にかかるような議題を1時間で処理するようなことも朝飯前にしてみせる。

彼女にとって他生徒は基本的に「使えねぇやつ」「使えるやつ」のどちらかで、ごく少数の認めざるを得ない相手が「気に食わねぇやつ」に分類される。

好きなものはキャンディーとガム。フーセンガムを膨らませて目を細めている時は、だいたい目の前の相手をどう辱めてやろうかと考えている時だから要注意、と言われている。



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