3話 魔剣を手に入れないといけないようです
1話少し付け足しました。
理由は妄想がはかどったからです
「取り敢えず暗黒騎士の鎧でも装備してみますか?」
「もう装備とかできちゃう感じなんですか?」
「はい、それで問題がなければ最後の説明をして転生してもらう予定です」
「分かりました」
「では装備させますね」
気が付いたら全身に少し違和感を感じた。あと視界が狭まった感じがする
「どうですか?」
「え、これもう装備してるんですか?」
「はい」
何かを被っている感覚はあるがほとんど違和感がない今俺はどんな姿をしているんだろうか。
「鏡使いますか?」
「ありがとうございます」
なるほどビキニング・ファンタジーのセシリアみたいな感じか?いやロードオブオーバーのアモンズの二刀流モードに近い感じもするな……まあどちらにしろカッコイイ!
「どうですか?」
「最高です!」
テンション上がってきたな~暗黒騎士なら喋り方も変えたほうがいいかな?
「あーあー」
「どうしました」
「よし、女神様少し声を変えてみたんだがどうかな」
喋り方を少し偉そうな感じにして声低くして太い感じにしてみた。例えるなら仮面ライダー車のチャリサーみたいな声かな。
「私そうゆうの詳しくないんですけどなんかそれっぽい感じがします」
「ありがとうございます」
「でも私はいつもの声のほうが好きかな」
ドキッ
そのあざとい笑顔はダメだよ、分かっていてもすべての男が騙されるよ。
「どうかしました?」
「い、いえ大丈夫です」
「なんか怪しいですね~」
この女神絶対分かっててやってやがる。
きっとあざとさを司る神なんだよきっと。
「まあいいです、では最後の説明に入ってもよろしいですか?」
「はい」
「今から異世界の方に転生していただきますがいくつか注意点があります。まず基本的に魔界でも人間界でも人は存在していて見た目もほとんど変わりません。違いと言えば魔力違いやリザードマンや獣人への偏見ですかね。なので外ではその鎧は外さない方がいいと思います。不老といっても普通の人間なのでもしかしたら魔界の人によく思われないかもしれません」
全員悪魔だとか怪物なのかと思っていたけどそーでもないのか。
「貴方は今回暗黒騎士を選択されたので魔界の方に送ります。今魔界では魔王直属の六魔将最後の一人を決めている最中で大罪魔剣がひとつ傲魔剣ルシフェリオンに認められたものだけがその座につくことができます」
「そーなんですか」
「他人事みたいな顔してますけど貴方にはその剣に選ばれてもらわなければなりません」
「なんでですか⁉」
「貴方には申し訳ないのですが、あんなチートスキルでいいのかと創世神様に話したら変わりに戦争がなるべく起きないように魔界でスパイでもやらせておけと言われちゃいまして……」
「だからなるべく魔王に近い存在になれと」
「そうゆうことです。でも戦争になりそうになったら止めるために力を貸してほしいということなので基本には好きにしていただいて大丈夫です」
「それを聞いて安心しました」
「これから転生される場所の近くで最終選別が行われていると思うのでそれを受けてくださればOKです」
「でも選ばれるかわからなくないですか?」
「まあちょっと神パワーで力をお貸ししますんでまんがいち万が一のことがあっても大丈夫ですか……」
「ですか?」
「ないしょですよ❤」
ぐはぁ
可愛顔で唇の前に人差し指……そしてウインク
俺のHPは0になった…………
「じゃあ転生の準備を始めて行きますね」
俺が立ったまま気絶していると足元に魔法陣のようなものが現れた。
「それでは良い異世界生活を過ごしてくださいね」
「あ、あの最後にいいですか?」
「もう魔方陣は発動しているので少ししか時間はないですよ」
「また会えますかね?」
「え?」
女神は可愛い顔できょとんとしている。そんなに変な質問だっただろうか?
「そうですね、運が良ければ必ず会えますよ」
「本当ですか‼楽しみにしてま……
最後まで言葉を言う前に目の前は光に包まれ気がつけば地面に立っていた。
最後に女神が少し名残惜しそうな顔をしたいたのは気のせいだろうか……
「ほうここが次の世k 魔界か思っていたのと違うな」
アニメや漫画のイメージだと荒れた大地に腐った木々が生えてい感じかと思ったがそういうわけでもなく丁度夜だからかもしれないが夜の繁華街みたいな感じだな。
それに女神が言っていたようにぱっと見は人間みたいなのがたくさんいるし(髪の毛の色すごいけど、あ、でもそれは異世界だし当たり前か?)獣人や悪魔っぽいのもいるけど角があるとか少し毛深いぐらいで見た目はあんまり人間と変わらないな。
とりあえず最終選別の会場とやらを探すとするか。