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外伝 とある勇者一行のお話[side僕]

箸休め?

書きたくなって出します。

 僕の名前は春人、異世界に召喚された勇者の一人他の国でも召喚された勇者がいるらしく、この前の召集で顔を合わせたことはあるけど喋ったことはない。


「春人が全部倒しちゃうし私達いらないよね~」


「今回は相手が弱かっただけだよ」


 彼女は千秋幼なじみで僕の召集に巻き込まれてしまった一人。

 ショートカットで女子力が低い。

 陸上部で槍投げをやったことがあったらしく、今は聖槍を使っている。


「今、失礼なこと考えてなかった?」


「え、いや、そんなことは……」


「なんか怪しいな~」


「あら?正妻と喧嘩かしら?」


 彼女は美冬、彼女もまた僕の召喚に巻き込まれてしまった一人。

 千秋とは正反対で黒髪ロングのクール系、魔法の適正が高かったらしく、魔術師をしている。

 この二人には申し訳ないと思っているが、最初は戸惑っていた二人も今では、異世界を満喫しているようでよかった。


「だ、誰が正妻だ‼」


「正妻ではなかったのですか?私は愛人でもよかったのですが、それなら私が正妻になりますが?」


「そ、そんなのダメに決まってるでしょ‼」


「二人とも仲良くしようよ」


「そもそも貴方が優柔不断な癖に女の子をタブらかしているからいけないのだけど?」


「え~とそれは……」


 僕はそんなつもりは無いんだけどね。


「それならハルト様は(わたくし)と婚姻を結んでいただければいいのです‼王たるもの妻の一人や二人普通のことです‼」


「リエータ様まで……」


 僕の腕に自分の腕を絡めて言うのはリエータ、アズマール帝国の王子様で、回復魔法が得意らしく、王様に無理言って僕のパーティーに入ってくれたようだ。


「もうっ‼ハルト様ったら私に様はいらないと言いましたよね‼」


「善処します……」


「ちょっと、秋人にくっつき過ぎよリエ‼」


「そうね、少し調子に乗ってるんじゃないかしら?」


 彼女達はリエータ様のことをリエと呼ぶ、三人とも仲が良いのはいいんだけど、僕はまだ王女様を呼び捨てには……

 僕のことは呼び捨てで良いって言っているんだけどそれだけは譲れないらしい。


「ほら、みんなもうギルドに着いたみたいだし」


「「運が良かったわね」」


「もう少しハルト様とくっついていたかったのですが……」


「あははは……」


 魔物と戦う時は息ぴったりなんだけどな~


「勇者様達だぞ‼」


「「おおー」」


「「王女様は今日もお美しい」」


 まぁいつもの反応だな。

 僕達は今、四方に構える四国の中心に位置する大都市セントラルに来ていた。

 討伐依頼が近くだったからってのもあるけど、ここは四国の力が及ばず、奴隷云々や種族差別のない平和なところで良く寄ったりする。


「ん?」


「どうしたの?」


 千秋が急に不思議そうな声を出す。


「え、あー、今、受付にいる冒険者……あんまり見ない顔だったからさ」


「ただ単に新しく冒険者になったばかりというわけではなくて?」


「冒険者ってのは危険と隣り合わせですけど、お金も稼げますし、結構沢山の方々がなられますからね」


 美冬とリエータ様もそう言う、僕もそう思い、受付の方でを見ると


「っ‼」


 そこに居たのは白き鎧を着ている、まさに白騎士といった感じの奴がいた。

 だか一目で分かった……昨日今日冒険者になったばかりの強さではないことが。

 本来ステータスというものは自分でしか見ることがができない、しかし僕は自分のステータスよりもどれくらい高いか低いかぐらいなら、危機回避の加護とやらで分かる。

 千秋は感が鋭い、だから加護なんてなくても何かを感じたのかもしれない。


「かなりの強さだ……」


「やっぱり?」


()()()()とあまり変わらないかも……」


「それは強い」ね」わね」ですね」


 すると話を終えたのか白騎士は、受付に向かう僕らと帰り際にすれ違う、目が合った気がするが相手は鎧なので分からない。


「あ、勇者様方、今回もお疲れ様です」


「いえいえ、これ魔石と素材です」


「確認しました、討伐報酬と素材の買い取りのお金になります」


「有り難うございます」


「これからも頑張って下さい」


「はい」


 受付嬢の方々は割りと事務的な人が多いのが残念だ。


「……いつでも声をかけて下さいね……ボソッ」


 例外もいるけど……


「どうしたの春人?」


「な、なんでもないよ、それより帰ろうか」


「ん?まぁいいけど、そうしよっか疲れてるし」


 千秋の感は怖い。


「受付嬢の人とこそこそしてなかった?……ボソッ」


 美冬は素で怖い。


「ハルト様、私耳が良いって良く言われるんですよ」


 リエータ様は普通に怖い。


 僕達は、四方何処にでも行きやすいように、セントラルに家を借りている。

 ほぼ国に貰った形になっているけど……

 僕も疲れたから早く休みたい。


 だけど僕の気は休まらない。


「は、春人覗いたら殺すから」


「春人君、覗いても良いけど、結婚してもらうわ」


「ハルト様‼私は何時でも大歓迎ですよ‼」


 はぁ……











評判してくれると嬉しいです。

あと感想とかで名前と特徴とか書いてくれれば自分の作品に登場させたいと思います。

理由→最近キャラと名前が浮かばないから。

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