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1話 俺にも転生の順番が来たようです

※この作品を読む人に注意、誤字脱字に関しては脳内で補正していただければ幸いです。

そうして頂ければ暇潰しになる作品を提供していきたいと思っております。

ほぼ初投稿みたいなものです。

 世界中の厨二病やオタクが一度は憧れるであろう、異世界転生、転生したら俺TUEEしたいだとか、異世界ハーレムしたいとかね。

 俺はそうじゃない、まぁハーレムには少し興味あるけど……じゃなくて、転生勇者がハーレムライフ楽しんで、魔族やら暗黒騎士やらを、チート能力で倒していいく……そんなのつまらなくないか?

 だからこそ思うんだ、俺だったら暗黒騎士になって、勇者を倒したいってね。

 これはそんな俺がテンプレ的、でも少し違って、そんな異世界ファンタジーである。



「なんだここは?」


「起きましたか?」


 そこには金髪の美女がいた。


「可愛い…」


「え?」


「いや美しい」


「へ!?」


「貴女は?」


「え、あ、私はルシナ、この世界の女神をしています」


「マジもんですか?」


「はい」


 はいそうですがと普通は言えないだろうがこんな不可思議な世界にこの世のものとは思えない美女がひとり、信じざる終えない。


「あの……さっき可愛いっておっしゃいましたか?」


「あ、すみませんやっぱり大人の女性に対して可愛いは失礼ですよね」


「いえ、そんなことはないですよ。なにせ久々に言われたもので」


「そうなんですか?俺には超絶美女に見えますけど」


「私何万年も生きてる老人ですよ?」


「年齢なんて関係ないですよ。重要なのは可愛いかどうかです」


「最後の一言が違えばもう少し嬉しかったんですけど……」


「それで俺は何でここに?」


「影山悠斗さん、貴女は死んでしまったためここにいます」


「なるほど」


「驚かれないのですね」


「なんとなく予想はついてたんで、でも何で死んだんですか?」


「女の子を助けて車にひかれてしまったんです」


 そうだ思い出した。

 あれは日曜日の昼間だったか、普段学校がない日は基本的に家を出ない主義なのだが、その日はなんと暗黒騎士が主人公のゲームが発売されると聞いて開店と同時に買った帰りだったな。


「ついにてに入れたぜ、Dark knight Fantasy」


 このときの俺はすぐに家に帰ってプレイするために急いでいた。

 そんな時、道路にボールが転がってきた、それと同時に子供が飛び出してきた。

 きっとボールを追っかけてきたのだろう、しかしそこに丁度車もやってきたのだ、このままだとひかれる。そう思った刹那俺の体はすでに走り出していた。

 普段ならきっと見て見ぬふりをしていたはずだ、だがこのときの俺はゲームを買ってうかれていた。

 きっとヒーローにでもなったつもりだったのだろう。


「クッソッ‼ 間に合えッ」


 子供に手届き歩道に押し返したと思ったと同時に俺の視界は真っ暗になった。



「思い出しましたか?」


「はい」


「それで俺は何でここにいるですか?」


「それはですね、まずここは他人の死を代わりに引き受けてしまった人の魂にもう一度チャンスを与える場所みたいなものです。」


「なるほど、それでは俺にはそのチャンスが与えられたってことですか?」


「そうです、実は貴方が助けた子供は交通事故で亡くなる予定でした。ですがそれを貴方が助けた、とゆうわけです」


「チャンスということは転生でもさせてくれるんですか?」


「そのつもりです」


 おっとテンプレ的展開きましたよ。

 この場合ラノベとかだと剣と魔法この世界に転生がテンプだか実際のところどうなんだろう。


「もとの世界でまた赤ちゃんから始めろ的な感じ何ですか」


「いえ、貴方には申し訳ないのですが同じ魂を同じ世界に戻すことは難しいんですよ」


「そうですか」


 ちょっと残念な気がするな……ゲーム一度もプレイできなかったし。


「なので異世界で暮らしてみるのはいかがでしょう?」


「そ、それって俗に言う、異世界転生ってやつですか?」


「貴方の言う俗に、とはどのこと言うのかわかりませんがその名の通りではあります」


 俺にも出番回ってきた。ついに


「それでチート能力とかもらえるんですか?」


「あ~やっぱり期待しちゃいますよね」


 なんか若干歯切れがわるいなもしかしてそういう制度ないわけ?


「ないんですか?」


「昔はあったらしいのだけど、チート過ぎて世界が壊れたり、世界征服とかされる事件があったみたいで経験値が倍だとか、能力が最大だとか、スキルが作れるみたいなのはないんです」


 なんかどっかで聞いたような話だが気のせいかな?きっとそうだ。


「しかしなにも無しに異世界に送りだすのも良くないのでちょっとした女神の加護を授けます」


「おお‼」


「で、でもあまり期待されてもたいしたものでもありませんよ」


 すると女神ルシナは俺の頭に手をかざすと何かが流れ混んでくる感覚があった。


「まずこの世界の言語が分かるようにしました、そして私はすべてを見通す女神とも呼ばれているので人と物のステータスを見ることのできる魔眼を授けました」


 いやそれ普通にチートじゃね?

 

「そして転生者には職業を選ぶ権利が与えられます」


「それって何でもいいんですか?」


「はい、存在しているものであれば」


「体はこのままですか?」


「基本的にはそうです。ですが職業によって多少変わったり、特別なスキルが与えられることもあります」


 この選択が異世界での生活に関わってくるからな~難しいところだな


「おすすめとかって聞けたりしますか?」


「そうですね、おすすめかどうかはわかりませんが勇者だったり、金持ちの貴族とかも選択肢のひとつかもしれませんね」


「でもそれだと世界が勇者だらけになったりしませんか?それに勇者なら召喚されたとかでうやむやにできるのかもしれませんが貴族とかだと難しくないですか?」


「そもそも誰かの代わりに死ぬなんてことあまり起きませんし、それが貴方のような異世界転生を夢みる青年ともかぎりませんので大丈夫です。貴族に関してはそのままの体の例外で金持ちの貴族の子供として転生していただきます」


「なるほど」


 そこら辺はうまくできていると言ったところか、でも今の質問で俺の職業は決まった。

 なぜなら勇者があるなら当然、逆もしかりって感じだろう。


「決まりましたか?」


「俺の選ぶ職業は暗黒騎士だ‼」


 


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