表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

19/178

19メルトホルン共和国観光 後編翔に変態容疑?

冒険者ギルドを出た一同は続いて服を見に行った

「ここがこの町一番の品ぞろえがある服屋ラベリーズ」

店内に入ると様々なシャツ、スカート、ズボンや豪華なドレスも飾っていた

しかしある一角異彩を放っていた

その空間には青いポケットがいくつか付いた上下一体の服と青、赤、白、黒色の動きやすい服が飾っていた

「これってつなぎ?」

「そしてジャージですね、ということは」

と真保と聖の視線は翔に向いた

「あたり、農作業と運動するのに動きやすい服を作ってもらったら専用スペースができたんだ」

「売れ行きは上々でベストヒット商品ですよ」


と白髪の年配の女性が話しかけてきた

彼女の名はエリザベート・ファランクス。ラベリーズの店長で翔の服関連のアイディアを実現してく

れるすごい人である

「久しぶりです。エリザベートさん」

「久しぶりね、翔君、レオナちゃん。よければ案内しましょうか、お嬢さん達?」

「あ、それいいんじゃない?もしかすると僕がいない方がいいかもしれないし?」

「そうですね、特に下着選びとか?」

エリザベスの一言に女性陣は赤面する

「エリザベートさん、せっかくにごして進めたのに!」

「おほほほ、ごめんあそばせ。ではいきましょうか?」

女性陣を連れてエリザベスは店の奥に入っていった


僕の名は天魔翔、今日は友達と一緒にラベリーズに来ました

女性陣は服を選びに店の奥に行ったみたい

女性陣の買い物は長いからだいぶまたなきゃなー

少し【異世界辞典】でも見ようかな

えーと

(始めまして。マスター、私は【異世界辞典】のナビ、ナビです。何か御用でしょうか?)

じゃあナビ、この世界にお米ってある?

(わかりました。検索中・・・終了、マップ上に表示します)

え、そんなことできるの。えーと、ヒノワの国?初めて聞くけど

(ヒノワの国は東の外れのある島々の国で、醤油、お酢、ごま油、味噌、めんつゆ、豆腐などの調味料や料理があり、主食は米です)

え、マジ!

(はい、マジです)

一番近い転移場所は?

(聖海鯨クララホエールと遭遇した海域です。そこから2時間ほどで着きます)

よし、今すぐ行こう、真保達は2時間ぐらいかかりそうだし、一応メモ書きはおいておこう

メモ:何かあったら連絡お願い

これでOK!では転送


翔は一瞬で大海原についた。

ナビどちらの方向に行けばいい?

(右に45度向きそのまま真っすぐ進んでください)

とナビの指示のあと、僕は自分自身に移動速度強化と風・雷属性付与の魔法をかけた

よし行くかと気合を入れて走り始めた

5分ほど海原を走り始めると

(マスター、今のペースならあと55分でヒノワの国に着きそうです)

OK、ん?何か来る!

(!マスター、下からリバイアサンが接近してきます、カウント5,4,3,2,1、来ます)

と海面からリバイアサンが口を開けて攻撃してきた

僕はすぐに回避を行い、足に魔力を込めリバイアサンに蹴りこんだ

【雷刃脚】雷の刃を纏った一撃がリバイアサンの首を切り取った

後は解体も済ましとこうっと

ナイフを両手に持ち2,3回振るとリバイアサンは鱗、皮、骨、肉、ヒレに解体された


ちなみに翔は簡単に倒しているが

リバイアサンは全長3kmの巨体で、その鱗はミスリルの武器もはじくほど固く、常に全身に水を 

纏っておりあらゆる攻撃をうけながす。さらに距離が離れていれば水のブレス、近ければその巨 

体で押しつぶされる。もし討伐依頼などが出たら依頼ランクA推奨人数30人以上のAランク冒険

者が戦わなければ倒せない危険生物である


更にもう一つ説明すると翔の取り出した2振りのナイフはネロとティーナ、ユーナにより魔改造されていた。その結果

なんかすごいナイフ【神器】

オリハルコン【創造神】【運命神】【幼神】製のなんかすごいナイフ。ネロとティーナ、ユーナにより自重なしに改造された結果、刃こばれせず、錆びず、折れず、どんなものでもスッパリ切れ、投げても手元に帰ってくるやばい特性を得た


解体したリバイアサンを時空間魔法で収納した後ヒノワの国に再度向かって10分後

また何か来る!

(マスター、下からクラーケンが接近してきます、カウント5,4,3,2,1、来ます)

海面から数本の足が飛び出てきた


火、雷で焼くわけにはいけないから冷凍保存するか

俺はクラーケンの足を一本つかんで空中に投げ飛ばした。さらに

「【3重魔法陣:魔力拡大】」「【ダイヤモンドダスト】」

補助魔法により威力が増大した氷魔法がクラーケンを氷づけにした


ちなみにクラーケンは全長5kmの巨大ないかで、8本の足で怒涛の連続攻撃を仕掛けてくる

さらに足を切っても即座に再生する強靭な体を持つ。もし討伐依頼などが出たら依頼ランクA推奨

人数20以上のAランク冒険者が戦わなければ倒せない危険生物である


クラーケンを収納した後、45分走り続け遂に

着いたー、ヒノワの国!ナビ所要時間は

(予定通り1時間で着きました。さらに無事登録できたので次回は転移可能です)

よし、じゃあ戻ろう

と僕はラベリーズに戻った


ラベリーズに戻って数分後

「「ちょっと、翔(君)!一体どういうこと?」」

と顔を赤くしながら真保、聖が翔に詰め寄ってきた

「一体どうしたの?」

「なんで地球の下着があるの?」

「普通男性が女性の服を作らないはずですわ。まさか(変態)?」


「違うよ!ってレオナ事情知ってるでしょ?」

と真保、聖の詰問にたじたじな翔の姿を見ながら笑いをこらえているレオナに向けて翔は叫んだ

「ふふっ、ごめん、ごめん。翔君の慌てた姿が珍しかったから。その下着は私が翔君に頼んだの」

「「えっ、どういうこと?」」

「最初男性用の下着を作ってもらおうとエリザベートさんに相談したんだけど、その話(男性用の

下着を作る)がレオナというか王族の人に届いちゃって女性用の下着も作ってほしいと頼まれた

から必死に再現したんだ。でも再現度は男性用の下着の方が高いんだ」

「あはは、私はてっきり」

「ごめんなさい、翔君」

無事翔の容疑が晴れ観光は終了した


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ