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1VS破滅の意思①

 ここは異世界ヴィジョンのある国メルトホルン共和国首都メルトホルンの近くにある森の中。その森の中に突然、男の子が現れた。男の子は目を開けながら左右を確認する。周囲には青々とした背の高い樹が生えており、空は木の葉により覆われ隙間から木漏れ日が地面を照らしていた。


「久しぶりの地上だな」


 男の子はそうつぶやくと大きく伸びをしながら胸いっぱい日常の空気を吸いだす。彼の名は天魔翔、とある理由で2年前に異世界地球から転移してきた異世界人である。何故翔がこんなとこにいるかというと・・・




-とある空間-

えーと、聞こえるかな?皆さん、はじめまして

・・・えっ、おまえは誰だって?

正体は後でわかるので、今はこの物語の語り部、語り部Xとでも名乗っておこうかな

・・・えっ、怪しい?確かに自分で言ってても怪しいなぁ。まぁ気にしないで

・・・要件はなんだって?やっと話せそうだ。それでは

この物語は異世界に召喚された者が世界を救った後、異世界でお店を開き、スローライフな生活を送る物語です。ほら見てみて、早速、主人公が動き出すみたい。



 2年前地球のある地域の高校一年生の男子2人女子2人が旅行中訪れた旅先で崩落の事故に巻き込まれた。


 次に4人が目を覚ますと白い空間にいた。そこで不思議な声で自分たちが死ぬ寸前この世界と世界をつなぐ次元の狭間に飛ばされ、これから異世界ヴィジョンに飛ばされることを聞かされた。4人が何か言おうとすると突然意識を失い、次に目を覚ますと見慣れない場所にいた。しかしなぜか一人の男の子だけ別の国の森に転移してしまった。


 ヴィジョンに転移されたそれぞれの若者はそれぞれの場所で力を蓄え合流し自分たちが何のためにヴィジョンに来たのかを解き明かし黒幕に会いに行く。


 ここは異世界ヴィジョンの4つの世界、人界、魔界、天界、神界の間にある狭間の世界。その世界を今7人の男女が進んでいる。


「結構進んだな。そろそろ奥じゃないか」


 一人目は青色を基調とした鎧、腰に剣を差している金髪の青年である。彼の名は一条優斗(いちじょうゆうと)。次元の狭間に巻き込まれた4人いる異世界人の1人。転移した影響で髪が金髪に代わる。職業は勇者で神器『聖剣ゼウスカリバー』を所持。こちらの世界の姫、貴族、巫女の婚約者がいるいわゆる王道、テンプレ勇者、イケメンリア充である。この戦いが終わるとシグル王国の次期国王として迎えられる(これは死亡フラグではない)


「優斗、先に行きすぎないでよ」


 二人目は赤と水色を基調としたマント、三角ハット、片手に本を持っている黒髪をポニーテールにした知的な美小女である。彼女の名は源真保(みなもとまほ)。次元の狭間に巻き込まれた4人いる異世界人の1人。転移した影響で瞳が青と赤のオッドアイに。職業は賢者で神器『極魔本(きょくまほん)マギクリスタ』を所持。翔の幼馴染で、優斗に告白されたが拒否。この戦いが終わったら魔界首都ゼルドロスに観光に行った後メルホルン共和国に引っ越し予定。


「そうですよ、優斗君。何があるかわからないのですから」


 三人目は白を基調としたマント、ローブ、杖を持っており、腰まで伸ばした銀髪が特徴的な穏やかな雰囲気をもつ美小女である。彼女の名は上城聖(かみじょうひじり)。次元の狭間に巻き込まれた4人いる異世界人の1人。転移した影響で髪が銀髪に。職業は聖女で神器『聖杖(せいじょう)ユグドラシエル』を所持。優斗の幼馴染で、優斗に告白されたが拒否。この戦いが終わったらエルフ国アージャンダイルに観光に行った後メルホルン共和国に引っ越し予定。


「それにしても瘴気がすごいですね。精霊の気配何て全くないですよ」


 四人目は緑を基調としたマント、狩人服、弓を持っており、腰まで伸ばした金髪、とがった耳が特徴的な美女エルフである。彼女の名はアリシア・エアスト・アージャンダイル。エルフ国アージャンダイル第一王女。職業は精霊弓詩(ドルイド)で神器『天樹弓(てんじゅきゅう)ミーティア』を所持。旅の途中翔に会い仲間に。この戦いが終わったらアージャンダイルで引っ越しの準備をし、メルホルン共和国へ。


「ああ。さすが世界の狭間だけあるね。神器が無ければきついわ」


 五人目は紫、黒を基調とした武道家の服をまとい、肩まで伸ばした黒髪をツーテールにした、美女である。彼女の名はミゼル・カタストロフ・ゼルドロス。魔界首都ゼルドロス第一王女。職業は魔王で神器『聖邪拳(せいじゃけん)ジ・エンド』を所持。旅の途中翔に会い仲間に。この戦いが終わったらゼルドロスで引っ越しの準備をし、メルホルン共和国へ。 


「翔は大丈夫~?瘴気に侵されてない~?」


 六人目は白を基調とした服をまとい、背中に白い翼をもっている美女である。彼女の名はミーシャ。天界序列第0位。職業は聖王で神器『破銃(はじゅう)ジャッジメント』を所持。旅の途中翔に会い仲間に。この戦いが終わったら天界首都マーシャルで引っ越しの準備をし、メルホルン共和国へ。


「ああ、大丈夫。ある程度準備はしてきたから」

 

 七人目は茶色を基調としたマントをはおる黒髪黒目の青年である。彼の名は天魔翔。次元の狭間に巻き込まれた4人いる異世界人の1人。転移した影響で名前『天間翔(てんまかける)』が『天魔翔(てんまかける)』へと変化。職業はサポーター。異世界に来た時1人だけメルホルン共和国に。この戦いが終わったらメルホルン共和国で暮らす予定


 彼等は異世界から召喚された4人にヴィジョンで神器を扱える3人の7人パーティーで現在世界の滅亡の原因である神を倒しに行っている最中である。

そして少し進むと大きな禍々しい扉が見えてきた。優斗はパーティーメンバーを振り返った後、扉を押しあけ放った。


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