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「群青味、溢れる」
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まだ覚めない夢が枕元でタッチするような
巡り合い触れる演技をしているんだ
朝の匂い 戦略は皆無
君の顔が冬に雨を齎すような気がして
そんなもんだから
群青味、溢れてまうやろ
そこから何が見えるんだい?
群青味、溢れてしまうだろ
新宿はいつも豪雨さ
群青味、溢れてしまって
愛の魔法を突き刺して
群青味、溢れたんで
伊勢丹の息を合わせます
嘘を嘘だといなすことで胸に残った
僅かな白さは黒くなって
天気予報 答は無いよ
ネズミ達の鈍い鼓動が丁度善い
そんなんだから
群青味、溢れるんやろう
そこから何が見えたんだい?
群青味、溢れちまったんだ
新宿はいつも豪雨だ
群青味、溢れてしまって
興味が湧いて異次元を回遊
群青味、溢れたんで
跡辿って追いかけます
光だって 闇だって
青く燃えてゆく
此処は鉛色の街、東京
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