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らぶれたぁ  作者: 美嵐
2/3

☆展開☆

「なんかあった??」

成美が何か意味深な顔で聞いてきた。






あっ成美は小学校から一緒で中2になって同じクラスになったからいつも一緒にいる何でも相談し合える大親友。












「えっっ?別に〜。なんで?」








「いや、なんか紗菜この頃楽しそう♪てか木村くんってどんな人?この頃紗菜とよく話してるよね?」










「あぁ〜木村くん?もぉ〜いつもあたしを頼ってばっかりで・・・もっと自分のことは自分でしてよ!!って思うよ〜」















「ふ〜ん。なんか紗菜って特別ってかんじ。てか付き合ってるみたいだよ〜笑」















「はぁ!?ありえないよ〜!」















「そぉ?あたしはお似合いだと思うけど。まぁなんかあったらちゃんと報告してねぇ〜♪」















成美は何かを感じたみたいだった。















あたしは木村くんのことが好きなの??















その時は自分でもどうなのかわからなかった・・・。















秋。

部活は3年生が引退して、新人戦が近づいていた。








「ねぇ〜、紗菜ちゃ〜ん。今度俺試合に出ることになったんだー。」











「おぉ!よかったじゃん。おめでとぉ☆」















「さびしいなぁ〜♪♪」

木村くんが手首をさすりながら言った。












??












!!










つまり木村くんはミサンガがほしいらしい・・・。

「仕方ないなぁ〜作ってあげるよ!」













とか言いながらあたしは少し嬉しかった・・・。















帰りに刺繍糸を買って、さっそく作り始めた。

前に部活の先輩に作ってあげたことがあったから1時間くらいで完成した。















でもすごいウキウキした。









次の日。










「左手出して♪♪」

あたしはミサンガを取ろうとポケットに手を入れた。















「え〜。なになに〜♪♪」














もしかして木村くん覚えてない!?






自分から言ったくせに!!








あたしは木村くんの手首にミサンガをはめてあげた。










「マジ!?ありがとぉ☆☆・・・ヤバイ、俺めっちゃ活躍できそう。」

木村くんがあどけない笑顔で言った。







その笑顔を見て・・・感謝の言葉を聞いてあたしのドキドキは今までにないくらいに速くなった。












確信した。














あたしは・・・











木村くんのことが・・・













好きだ。

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