12話
ま「いい湯だなぁ」
木造りでできているお風呂はいい匂いがする。これが檜風呂ってやつかと思ったら、どうやら違うらしい。
まぁ、檜風呂に入ったことないから知らないんだけど。
この世界には石鹸はあるが、シャンプーなどはない。
石鹸で全てを洗うことになる。
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ま「ありが…みんな眠っちゃったか」
長風呂をしてしまったのか、みんな部屋にいない。自室に戻る。
何かがブーブーなっている。またか。
「魔王様、どうされたんですか!?」
ま「いいから、連絡取ってくるな」
「今度く…」ツーツー。
ま「はぁ…」
―
夜は長い。
月を見ていると吸い込まれそうな気がする。こっちの世界の月には兎はいるのだろうか。
馬鹿げたことを考えていると時間は溶けていく。
前世では…
―
ま「いつの間にか寝てしまったか…」
陽は昇り始めたみたいだ。家を出て、薪を割る。
ゆパパ「おはよう。今日も早いね」
ま「おはようございます、起こしちゃいましたかね」
ゆパパ「大丈夫だよ。昨日お腹いっぱいで早く寝ちゃったみたいだからその分早く起きちゃったみたい」
ま「気に入ってもらえてよかったです」
ゆパパ「代わろうか」
ま「お願いしていいですか」
薪割りを代わり、バケツを持ち、水を汲んでくる。
その水を持ち、掃除を始める。
ブラシのようなものがあったのでそれで掃除をする。
―
ゆママ「二人ともご飯よー」
ゆパパ「はーい」
ま「今いきまーす」
ゆママ「二人ともご苦労様」




