11話
ま「どうでしたか?」
ゆ「お腹いっぱい…」
ゆママ「これでもいつもの食事代より安いんでしょ…?」
ま「どうなんでしょうか。料理は値段じゃないと思いますけど」
ゆパパ「そうだよ。ママが作る料理も美味しいよ!」
ゆママ「パパったら…もう」
ゆパパ「えへへ」
ゆ「お片付け手伝うね」
ま「ありがとう」
―
ゆ「いっつもママとパパはラブラブなんだから」
ま「陰険じゃなくていいじゃんか」
ゆ「そうだけど」
ま「仲が悪い両親だと子供にはあまりいい影響は与えないだろうからね…」
ゆ「まおーさんのご両親は…」
ま「今はもういないかな」
ゆ「寂しく無いんですか?」
ま「最初は寂しかったけど、それでもウジウジはしてられなかったからね」
ゆ「パパとママがいない…考えられない」
ま「それが普通だよ。でもね、いつ居なくなっちゃうかなんて誰にもわからないんだ。だからずっと大事にし
なきゃいけないんだよ」
ゆ「まおーさん…」
ま「よし、お片付け終了!ちょっと散歩してくるね」
ゆ「あ…」
―
ま「ついついお説教と垂れてしまうな…なんとかしないとな、この性格…」
木の上で寝そべる。
ついついここの居心地が良すぎてしまう。
うとうとしているとゆうきの声が聞こえる。
ゆ「まおーさんお風呂!」
ま「今行く」
木の上から飛び降りる。
ゆ「何してたの?」
ま「ちょっとぼーっとね」
ゆ「変なの」
ま「人間変なところはあるものだよ」




