『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた シリーズ
『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2019年4月2日時点)【省エネ版】
『週別ユニークユーザ数(全体合計)』、週単位でどれくらい変化しているか疑問に思ったことありませんか? 今回は2018年05月29日~2019年4月2日の44週間分の期間です。
週別ユニークユーザ数(以降、WU数と表記)、それは悩ましい数字。
気になる皆さん、お待たせしました。
『2018年05月29日版』(※)から44週間が経過して、新しい集計値が取得できるようになったので、2018年05月29日から2019年4月2日までの週毎のWU数変化を見てみましょう。
今回も『省エネ版』と称している通り、WU数:100未満については『2018年05月29日版』の際の調査結果を元に、推定で算出していますが、ご了承ください。(調査時間短縮のため)
なお、書籍化作品予備群は独断で、『一般作品の中で、WU数が10000を超える作品』としています。
今回も5000万人を突破しました。もう5000万人を突破しても驚かなくなりましたね。直近の八週間分がほぼ平均5000万人と、どこまで続くのか興味深い状況が続いてます。前回の予想通り、三月最後の週は5000万人をキープしましたが、来週からは年度初めというこおで変化が起きる気がするんですがどうでしょう? まぁ、まだ東京ディズニーランドに向かう小・中・高校生の集団をよく見かけるので、四月第一週くらいまでは同じペースかもしれませんね。
次は、連載中の作品群で、前回と状態変化があったものについて図を見てみましょう。
今週は連載停止が通常の二割減、連載再開のほうは三割減って感じになりました。停止に陥った作品数が減っているというのは嬉しい傾向ですね。続くといいんですが……。
では、今週は新作はどの程度、投稿されたのか見てみましょう。
今回も合計3000作品のラインを超えました。やはりこのあたりが上限値って感じのようですね。来週あたり、一時的に少し伸びて、その後は少し落ち込むと予想してましたがどうでしょう? 楽しみですね。
という訳で、変化に焦点を当てた内容なので、今回はここまで。
投稿作品のジャンル別の比率や、WU数と作品数の内訳など詳細については、『2018年05月29日版』をご覧になってください。WU数:100未満まで全投稿作品の件数を数えているので、参考になると思います。
※『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年05月29日時点)
では、作者の皆様、今後も良い執筆ライフを。
読者の皆様、書籍化作品以外にも多くの素敵な作品がありますので、検索時に除外指定「書籍化」か「書籍」を使ってみてください。良い作品と巡り合えますように。
「書籍化」より「書籍」のほうがうまく除外できる気がします。
それと2018年12月04日に改定された検索機能の詳細指定機能をぜひ活用しましょう。「除外条件の指定」でチェックできる3点「長期連載停止中の小説」「ブックマークしている小説」「評価をつけた小説」を指定するだけでも、かなり新作(継続連載中)と効率よく出会えるようになりますよ。
どんな人気作品も、最初は一般作品から始まるのです。ちょっと読んでみようか、という読者の皆さんの行動があればこその人気作品化ですので、お暇な時にはぜひ一般作品群へも足を伸ばしてみてください。
評価、ブックマークどうもありがとうございました。
反応があると、投稿意欲もチャージできて嬉しいです。
週間WU数の上限がほぼ五千万人、新規投稿作品の上限が三千/週という傾向はだいぶ見えてきました。あと二カ月、データを集めれば一年分のデータが手に入り、年間を通じた傾向も見えてくるので、毎回のデータ収集も楽しんでます。