4話 大切な人
またまた銀髪の子に会った隼。そして、隼は大切な人が誰かを知る事になる…
そして、玉木を保健室に送った後、僕は銀髪の子について考えて見た。まず、どうして僕の名前を知ってるか、何故、大切な人の記憶を思い出さないと死ぬのか。なんて事を考えていると…
「どうも、日比野隼」
出た、銀髪の少女だ。場所も、最初に会った所だ。
「また君か」
そうだ、名前聞いておこう。
「君、名前は?」
「メリーとでも言っておきましょうか」
なんと、変な回答だ。
「なら、メリーと呼ばしてもらう」
「わかりました」
「で、メリーは、なんで僕の前に現れるんだ?」
「貴方が馬鹿…」
「それならさっきから聞いてるよ!」
こいつ、僕の事を馬鹿だとしか思ってないのかよ。
「馬鹿はわかったから、何故僕の前に現れるんだ」
「大切な人の記憶のヒントを教えに来ました」
「へー、ならヒント教えてよ」
「貴方の近くに答えがありますよ」
僕は、まさかと思った。
「もしかして、玉木か?」
と、言ったとき視界が真っ白になった…
「おーい、日比野ー」
え?柏崎の声がする。
「…戻って来たんだ」
てか、ここ保健室じゃん。
「どうした日比野、ぼーっとして」
「なぁ柏崎」
「何?」
「どうして僕は保健室にいるの?」
「玉木が廊下に倒れてる日比野を見つけて、運んで来たらしい」
僕、廊下で倒れてたんだ…でも、メリーって本当になんなのだろう。僕から見たら死神でしかないんだが。でも大切な人が玉木って事はわかった。
「まぁ、早く教室に戻るか」
「そうだね、お腹空いたし」
え?お腹空いた?
「え?今何限目?」
「4限目の終わった所」
まずい、3時間近く寝ていたのか。
「まぁ早く教室戻ろよ日比野」
「う、うん」
そして、僕と柏崎は教室に向かった。
どうも、小野屋です。またまた銀髪の子が出て来ました。個人的にはメリーは好きですよ…
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