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幼馴染を攻略してみた!  作者: 小野屋駿
一章 全ての始まり
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2話 突然の出来事

学校に着いた、玉木と隼。どんな事が起こるか予想もつかない学校で、どんな事が起きるのか。

「ま、間に合った」

と、僕が言うと玉木がスッと背中から降りていった。

「ありがとう、隼」

その言葉に、僕はドキッとしてしまった。

「早く教室行こ、隼」

「そうだな」

そして、僕達は教室に向かった。


秋雲高校、生徒数は二百人とあまり多くない。校舎は最近、建て直されてとても綺麗だ。校庭の端に大きな桜の木がある。僕は、この木がいつも気になってしまう。


そして、僕達は教室についた。一応、玉木とは同じクラスだったりする。

「再びおはよう隼」

と、柏崎に声をかけられた。ちなみにこいつも同じクラスだ。

「おい、柏崎」

「何?」

「できれば、今日の朝のような事はやめてくれ」

「あー、ごめん」

果たして、こいつは本当に反省してるのだろうか。ま、わかってくれればいいのだが…

「おーい、ホームルーム始めるぞー」

「やべ、葉ちゃん来た」

「葉ちゃん言うな柏崎」

「ヘーイ」

ま、僕も席に戻ろう。


「あれ、岩谷、一時限目ってなんだっけ?」

と、声をかけてみる。

「確か、体育だったような気がする」

「ありがとう、で、体育何やるのかな?」

「卓球じゃない?」

「マジか」

岩谷涼、こいつは中学校の時からの友達だ。少し引っ込み思案で、あまり人とは話していない。でも、僕には少し絡んでくる。

「早く更衣室行こうぜ」

「わかった」

僕達は更衣室に向かった。



「それじゃ、二人一組で集まってくれ」

まぁ、僕は岩谷と組むから困らないな。

「おーい、岩谷ペアになろうぜ」

「了解、隼君」

そして、先生からの話を聞いた後、僕達はラリーを始めた。

「女子は、バレーか」

と、岩谷が言った。

「どうした、いきなり」

「いや、偶々見えたから」

「なら、俺も見るぜ!」

と、奥の方を見てると…

「大丈夫か、あれ…」

僕の見た瞬間、玉木の顔面に、ボールがクリーンヒットしていた…

僕は、すぐに玉木の元に行った。

「大丈夫か、玉木?」

「なんで、日比野が来るの」

と、柏崎に言われた。

「いや、大丈夫かなーと思って」

「私は、大丈夫です」

と、玉木が立ち上がった。

「本当に大丈夫かよ」

と、僕が言うと柏崎が。

「なら、日比野が保健室に連れて行けばいいじゃん?」

確かにそうしよう。

「そうだな」

僕は玉木の近くに寄った。

「だから、私は大丈夫ですって」

「いいから、行くぞ」

「……わかった」

「じゃあ、僕が玉木を保健室に連れて行くんで」

「頼むよ、日比野。クスクス」

なんだ、あいつはいちいち、まぁ、早く玉木を保健室に連れて行こう。

「行くぞ、玉木」

「……うん」



保健室に向かう途中、僕は、玉木にどうしてボールがぶつかったのか聞いてみた。

「なぁ、玉木」

「…なに?」

「どうして、ボールがぶつかったんだ?そこまで、運動神経悪くないだろ?」

「……」

玉木は、なにも答えなかった。

「まぁ、そんな時もあるよな」

と、僕が言った時、突然視界が真っ白になった。







どうも、小野屋です。しばらくは、急展開が多いと思いますが、是非、読んでみて下さい!

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