学校までの道のり2
またまた、学校を目指している玉木と隼。
遅刻しないで学校に行けるかな?
「このままで、間に合うか?」
「多分…」
「多分かよ」
まぁ、このまま行けば間に合うと思う。
てか、僕、今玉木おんぶしてるんだっけ。なんて事を意識すると恥ずかしい。
「そういえば、僕が最後に玉木をおんぶしたいつ頃だっけ?」
「……小学生の時」
と、玉木が言うと頭が真っ白になった。
「よう、玉木」
「あ、隼くん!」
なんで、今僕は過去の思い出を見ているのか?ここは何処だ?
「あ、玉木足怪我してる!」
「転んじゃったの」
「なら、僕がおんぶしてやるよ!」
「え?」
「いいから」
「ありがとう、隼くん」
「は!」
一体、僕は何を見ていたんだろう?
「どうしたの、隼?」
「いや、ぼーっとしてた」
「ふーん、ならいいけど」
「すまん、すまん」
「隼、急いでよ」
「言われなくてもわかってるよ」
クスクス。
と、歩き始めようとした時、誰かの笑い声が聞こえた。
「玉木、今笑ったか?」
「いや、笑ってないよ」
クスクス。
まただ、誰かが笑ってる。まぁ、今は気にしないでおこう。
「よーし学校まで行くぞー」
そして、僕達は学校を目指した。
どうも、小野屋です。学校までの道のりはここでおしまいです。次回は学校での生活を書こうと思います。是非アドバイスなどして下さい。