12話 ぬいぐるみ
ついに、プレゼント決まります。
「た、高い…」
適当に目の前に置いてあったぬいぐるみの値段を見てみたら…2500円。嘘だろ。こんなに小さいぬいぐるみが2500円だなんて…
ぬいぐるみ屋に着いて店内の商品を見ていて思った、高すぎるよ!ぬいぐるみってこんなに高いのかよ…
「せんぱーい!これが良いです!」
と、僕が値段の事を考えていると多摩ちゃんが一つのぬいぐるみを持ってきた、黒い子猫のぬいぐるみで実際の子猫と同じ位の大きさ位だ…さて値段はいくらだろうか。
3000円…すいません、いくらなんでも高すぎます。でも、買ってあげたい…だってキラキラした目で、子供っぽい笑顔で見られたらね……うん買ってあげよう!
「わかった、買ってあげよう!」
「ありがとうございます先輩!」
僕の財布ポイントが…(財布ポイントとは財布の中に入っているお金の事である!)
さて、玉木のプレゼントも探すか。どんな動物が良いのだろうか?やっぱり多摩ちゃんと同じような猫のぬいぐるみにするか。色は…白にしよう、黒だと多摩ちゃんと被るからね。そして、僕は白い子猫のぬいぐるみを手に取った。値段は3000円だよね…と、恐る恐る見てみると…4000円、は?なんで1000円高いんだよ!まぁ仕方ないよ、うん、よくわかんないけど高いんだよ、うん…
「ハハハ…」
「先輩どうかしましたか?」
「なんでもないよ〜」
「なら、早く買っちゃいましょうよ!」
「そうだな」
そして、僕達はぬいぐるみを買い外に出た。僕の財布ポイントに7000ダメージ!あと2500円!
「じゃあ、私は家に帰りますね!」
「おう、また明日な」
「今日はありがとうございました!今度良い事してあげますね♪」
「うん、ありがとう」
「それでは先輩、さようなら〜」
「じゃあの〜」
僕も帰ろう。
どうも、小野屋です。
今日は2話投稿出来ましたが、次回は少し遅れると思います。すいません…