10話 プレゼント決め
多摩とプレゼント決めに駅前に行った…
『ちょっと今日放課後一緒に駅前に行かない?』
こんな感じで良いか。と、その前にコンビニでお金おろさないと。
と、メールを送りコンビニにお金をおろしに行き、多摩ちゃんを待っていると、後ろから多摩ちゃんの声が聞こえた。あれ?僕、多摩ちゃんに自分の居る所教えたっけ?
「せんぱーい!」
「多摩ちゃんどうして僕の居る所分かったの?」
「なんとなくでーす」
まぁ良いか。早く玉木の誕生日プレゼント買って帰ろう。
「先輩どうして駅前に行くですか?」
「ちょっとプレゼントを買いに行く」
「誰のですか?」
「玉木の」
「なんだ…」
「なんか言った?」
「何にも言ってませんよー」
まぁ良いか。
「取り敢えず、多摩ちゃんはどんなプレゼントを貰ったら嬉しい?」
「うーん、先輩から貰えればなんでも良いです!」
聞かない方が良かった気がする…
「まぁ駅前行くか」
「はーい」
秋雲駅、ここら辺は最近大型の工事をしていて今はとても綺麗になって居る。そして一番変わったのが大型モールが出来たことだ。これが出来たことによって人が結構来るようになった。
「相変わらず混んでるなぁ」
「ですねぇ」
「迷子にならないようにな」
「なら手を繋ぎましょう!」
「え…」
「早くしてくださいよ先輩!」
「お、おう」
手なんて繋いでたらもし知り合いに会った時なんて言えば良いのか…ま、まぁ誰もいない事を信じよう。うん、そうしよう。
ギュ
「えへへ〜」
手を繋いだ瞬間に多摩ちゃんが壊れた。
「早くプレゼント決めましょう〜」
「そ、そうだな…」
本当に早く決めて帰ろう。
「レッツゴ〜」
「お〜…」
早く決めよう…
どうも、小野屋です。最近、忙しくて投稿できませんでしたすいません。今日からまた少しずつでも書いていこうと…
是非、アドバイスなどお願いします。