8話 新たな話
またまた、メリーに謎の場所に連れて来られてしまった…
「今後って、僕の記憶のことか?」
「それ以外ないと思いますが、玉無し野郎」
「付いてるから!てか、そのネタ2回目」
なんか、メリーの事がわかってきたような気がする…
「まぁ、玉のことは置いといて。ここからが、本題です」
「やっとか…」
「貴方の記憶は、私が消していると言いましたが、実際は違います」
「どういうことだ?」
「今から話すんで、貴方は静かにしていて下さい」
「はい…」
「まず、私は玉木さんが選んだことを今しています」
「選んだこと?」
「玉木さんが、貴方の記憶を消してくれと言っていましたので消しました。まぁ全て消している訳では無いので心配しないで下さい。」
「なら、僕が頑張れば、自力で玉木との記憶を思い出せるって事か」
「まぁ、そういう事です。それでは話を戻して、私は、玉木さんと契約を結んでいるのです。その契約の内容は、貴方は知っているはずです」
契約の内容?まぁ、今は聞かないようにしよう。なら…
「ちょっとメリー、一ついいか?」
「はい、いいですよ」
「何故、玉木とメリーは契約を結んだのか?」
「それは、彼女が望んだからです」
「玉木が…」
「もし、貴方が私達の契約を知らなくても明日には知る事になるでしょう」
「明日…」
10月10日…玉木の誕生日だ。
「そうですよ、明日は彼女の誕生日ですよ」
「そうか…」
「…頑張って、幼馴染を攻略して下さい」
と、言われた時、意識が遠くなった…
どうも、小野屋です。この話から二章に入っていきます。是非、読んでみて下さい。