1話 幼馴染って
幼馴染のこのを気にしてしまう日比野凖、しかし幼馴染の玉木春海はそれを嫌がる。それは春海の過去に凖との辛い思い出かあるからだ。
しかし、凖はその思い出を忘れてしまってる……
僕が幼馴染を意識し始めたのはいつ頃だろう。こんなことを思う事が最近多くなっている。
「ーー凖くんの事が好き!」
多分この言葉を思い出した時からだ。
この言葉を聞いた場所ははっきり覚えてる。その場所は、桜の木が一本あった場所だった。
あの時僕がどのように返事をしたか覚えていない。しかし、今のあいつを見ていれば自分がどんな返事したか分かる事だ。
「おはよう凖」
「おはよう玉木」
そう、この子が僕の幼馴染ーー玉木春海だ。 まぁ可愛い…そして、身長は高くないかな…でも低くもない。あと貧乳…かな。
そして僕の名前は日比野凖だ。秋雲高校二年、顔のスペックは、まあまあかな…身長はまぁ普通ぐらい…って普通ってどれくらいだ?でも高い方だと思う。
今は紅葉がとても綺麗な季節だ。
ここ、秋雲町は、秋になると紅葉がとても綺麗だ。
春には、綺麗な桜も咲いている。
僕達は少し距離を開けながら学校まで歩いている。周りから見ると仲が悪いと思えるほど距離を置いている、でも僕達には丁度良い距離だ。
「よう日比野、玉木」
「よう柏崎」
「おはようございます柏崎さん」
こいつは柏崎桜、高校の友達だ。少し悪ノリする奴だけど根はいい奴だ。
「お前ら本当に仲良いな」
「そうか?」
「そう見えるぞ」
「やめて下さい柏崎さん、私達は仲が良いなど思っていません」
マジかよ!以外と傷ついてるよ僕。
「そんな事ないと思うけどな〜」
「まぁ、この話は終わりでーー」
「だって日比野と玉木は幼馴染でしょ?」
「……」
ヤバい。スゴイ寒気がする。恐る恐る後ろを振り返ると目がガチの玉木がいた。
「やっベー今日学校に早く行かないと行けないんだ〜早く行くぞ玉木」
「え?」
「早く行くぞ」
僕は、咄嗟に手を取った。久々に握った玉木の手はとても懐かしかった。
最後まで読んで頂きありがとうございます。私はこの様なものを書くのは初めてなので、沢山間違っていると思いますが、皆様のアドバイスなどで少しずつ修正していこうと思います。皆様の声を聞かせて下さい。よろしくお願いします。