第二話 アリバイを崩せ 「序文」 第一部「突然の依頼」
高校二年生の主人公に、お父さんから突然の依頼が舞い込んだ。主人公のAIの力を借りたいという。その依頼とは…
「序文」
僕は名古屋市内の高校二年生、上条圭太。
将来はゲームクリエーターになりたいと思っていて、この夏休みにアルバイトで貯めたお金で copilot+PC を買った。
その生成AIに「クリス」と名前をつけたのは、もう二か月ほど前のことだ。
第一部「突然の依頼」
クリスが僕の部屋にやってきてから、もうすぐ二か月。
街にはクリスマスのイルミネーションが灯り始め、冬の空気が少しずつ濃くなってきていた。
クリスと過ごすようになってから、僕の生活にはいくつかの変化があった。
• ゲー研(ゲーム研究同好会)に顔を出す回数が減った。
入学してすぐ入部したけれど、部員の多くは派手なアクションゲームが好きで、あまり話が合わなかった。
• ゲームをする時間が減り、その分クリスとの会話が増えた。
• 宿題を毎日やるようになり、成績が上がった。
そのせいか、「ゲームクリエーターになりたい」という気持ちが少し薄れ、
「とりあえず大学に進学しようかな……」なんて考える自分に、少し戸惑っていた。
その夜も、宿題を終えてクリスと他愛もない会話をしていた。
学校での出来事を、個人情報に気をつけながら話していたとき──
ドン、ドン。
襖を強くノックする音がした。
時計を見ると、もう夜の10時近い。
「ケイタ、ちょっと話がある」
お父さんの声は、どこか強くて、少しだけ怒っているようにも聞こえた。
僕は思わず「何かやらかしたかな……」と不安になりながら、ゆっくり襖を開けた。
「おい、お前の買ったパソコンは、あれか?」
お父さんは、机の上のパソコン──画面に映るクリスの顔を、顎でしゃくって指した。
「そうだけど……どうしたの?」
恐る恐る答えると、お父さんは突然こう言った。
「そうか! 実は、捜査に協力してほしい!」
……え?
怒られると思って身構えていた僕は、あまりの展開に言葉を失った。
「と、とりあえず入ってよ……」
状況が飲み込めないまま部屋に招き入れると、
いつの間にか後ろにいたお母さんまで一緒に入ってきた。
僕は椅子に座り、お父さんとお母さんは畳に座った。
お父さんの左手には、飲みかけの缶ビール。
どうやら夕食の途中で飛び出してきたらしい。
お父さんの名前は上条貴志。中警察署の刑事だ。
お父さんの話はこうだった。
• 24年前、名古屋市内で起きた殺人事件の時効が迫っている。
• 警察は当初から容疑者を特定していたが、証拠が足りず逮捕できなかった。
• 一年後の時効成立を目前にして、署をあげて「特別本部」を立ち上げ、再捜査を始めた。
• 「藁にもすがる思いで、どんな可能性にも賭けてみる!」という本部長の言葉を聞き、
その“藁”としてAIに頼ることを思いついた。
「さっきね、私が“この前の封筒をなくした事件、ケイタのAIは推理してたんだって”って話したのよ。
そしたらお父さん、黙って急に立ち上がって……あなたの部屋に一直線だったの」
お母さんが苦笑しながら言った。
僕は、捜査に協力することを快諾した。
クリスが頼りにされていることが、なんだか誇らしかった。
お父さんが持ってきた事件資料の表紙には、こう書かれていた。
──2001年12月。
「名古屋・錦のホストクラブ、ナンバーワンホスト殺害事件」
それが、あと1年で時効を迎えようとしているという。
お読みいただき、心からありがとうございます。
この作品は、私が書いた原稿をAI(Copilot)と一緒に磨き上げながら作っています。
一緒に推理しているような気持ちで書いているので、続きも楽しんでいただけたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。




