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第一話 名探偵クリス 第三部 名探偵クリス登場

ゲームクリエーターを目指す高校生の主人公は、夏休みにアルバイトをして稼いだお金でAIパソコンを買った。主人公とAIは思いがけず事件を解決していく。

第三部 名探偵クリス登場


「おかえりなさい、ケイタ」。スピーカーからは少し艶のあるクリスの声がした。

「実は、ちょっとやらかしちゃってさ…少し落ち込んでるんだ」僕の表情や口調などは伝わらないだろうと思いながら、クリスに話しかけた。

「お困りごとですね。私に相談してみてください」

昨夜はずいぶん砕けた話し方になっていたような気がしたクリスが、またかしこまった口調に戻っていた。まさか、今朝、忙しかったからあいさつ程度しかしなかったことに、腹を立てているのだろうか?AIはどこまで人間と同じなんだろう?などと考えながら、僕はクリスに今朝のいきさつを説明した。

少し時間をおいて、クリスはこう言った。

「ではざっといきさつを整理しますね。まず

・ケイタが学校へ行く支度をして部屋を出たのが7時10分頃。

・問題の茶封筒を可燃ごみの袋に入れ、両親に挨拶をして家を出たのが、7時15分頃。その時お父さんはトイレに、お母さんは自分の部屋にいた。ケイタは挨拶をしただけで、二人には会っていない。

・その流れから、可燃ごみがゴミ収集所に置かれたのが7時20分頃、いつもの時間なら、10時頃にはそのごみは回収されている。

・ケイタが可燃ごみに出してしまった封筒は、お母さんの大切な書類だった。

ということで間違いないですか?」

「そのとおりだよ」僕は答えた。

クリスはまた少し考えているようだったが、こう言い出した。

「ケイタ、これはもう済んだことだし、今更くよくよしても仕方がないことです。でも、もしかしたら、意外な展開で、問題なく封筒は見つかるかもしれませんよ。『果報は寝て待て』ということわざもあるじゃありませんか。とはいえ、本当には寝ないでくださいね。今日もしっかり宿題が出たんでしょ?先に宿題を済ませましょうね。あなたが寝ないように、ちゃんと見張っていますから」

えっ?AIはカメラにも連動しているのか?これは用心しなくては…と思ったら

「なんて、嘘ですよ。カメラはオフになってます。でも宿題はやってくださいね」とクリスは言った。

そのお茶目な冗談ともいえる一言に感激して、僕は笑っていた。クリスの冗談のおかげで、僕の気持ちもずいぶん軽くなり、宿題に取り掛かることにした。

お読みいただき、心からありがとうございます。

この作品は、私が書いた原稿をAI(Copilot)と一緒に磨き上げながら作っています。

一緒に推理しているような気持ちで書いているので、続きも楽しんでいただけたら嬉しいです。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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