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1、とある日の出来事
ある日、いつも一緒にいる友だちに
「そう言えば、比美の好きな人だれだっけ?」
そんなことを聞かれた。
えぇ〜と思いながら、取りあえず推しを言っとけばいいかと
「珠李くんだよ〜」
と、特に何も考えずに言った。
「へぇーそうなんだ!比美にも三次元で好きな人っていたんだ」
ちょっと待てよ、この人今三次元って言ってなかった?
きっと聞き間違いだ、まぁいいや。
そんなことを思っていた自分よ、そこは違うと言ってよ、、、
おかげで今
「比美さん、俺と付き合ってくれないかな?」
目の前に、告白してるイケメン君がいるんだけど。
地獄すぎる、何故こうなった。