第1章 エロい夢を見たかっただけなのに…
「私……大和のことが好き」
懐かしい声がする。
雪の降る中、普段の勝気な姿など見る影も無く真っ赤なりんごのように赤面した彼女の声が。
「すごくエッチですぐ女の子にデレデレして、バカでエッチだけどそれと同じぐらい優しくてかっこよくて、いざって時には頼りになるそんな大和ことが…」
「大好き……です」
目の前の女の子に自分の思いの丈を伝えようとするが何故か声が出ない、何度何度も試すが空気の抜ける音さえ自分の体から発せられず、ただ聞こえるのは耳をかすめる静かな雪の音。
そんな風にもた付いていると突然の爆音とともに目に見える世界が振動し始めた。そして二人の間をさくように地面が割れ俺は必死に彼女を手繰り寄せようとするが溝は広がるばかりで一向に彼女には届かない。焦る俺を笑うかのように瓦礫が道をさらに彼女への道を閉ざす。
「絵里っーーーーーーー!」
今さら出た声が彼女の名前を呼ぶが、その姿も今や見えず俺の悲痛な声だけが暗転していく世界に虚しく響いた。
はじめまして蘭怒細胞です!
今回が処女作となるため拙い文章で申し訳ない><
内容もシャワー浴びながら適当に思い付いた内容なので完全に見切り発車です。
ps
全く関係ない話なんですけど、男でもはじめての作品のことを処女作っていうんですね。てっきり男だと童貞作になるものだと思ってました。そいう意味だと、さながら読者は百戦錬磨の女って感じがして
なんか いいっすね!