再戦のよかん
次の日、翔「先輩、何してるのです?」龍一「ターボを着けてるんだ、あの時SA22Cに負けて悔しいんだ」翔「はぁ」そのあと、重たい音が店に来たようだ。翔「いらっしゃいませ!」敦「ハイオク満タン」翔「ハイオク満タン入ります!」翔「速そうな車ですね」敦「そうだろう、この前のインテグラと勝負したけど、あまり速くなかったから、暇なんだ」龍一「あの時の!」敦「なぁ、この辺で速いやつは居ないのか?」翔「さぁ、分からないですね」敦「そうか、また来る」翔「ありがとうございました!」龍一「店長、この辺で速い車って居ます?」店長「ん~、一人いるな」龍一「ええ!居るんですか!」店長「あぁ、俺の知ってる限りだがな、最近見ないけどな」龍一「一度あってみたいな、その人に」美香「車は何ですか?」店長「確か、R34に乗ってたはず、でも今は変わってるはずだ」美香「いいな~、R34に乗ってたなんて」店長「そいつと知り合いだから、連絡してやるけど」龍一「いいんですか!お願いします!」店長「分かったよ」そして、店長は誰かに電話をかけた。店長「もしもし、俺だけど」渉「あぁお前か、どうした?」店長「お前、確かR34に乗ってただろ」渉「あぁ、そうだが?」店長「今は何の車に乗ってるんだ?」渉「軽トラだよ、もともとR35に乗ってたけど、息子にやった」店長「その息子って、名前は何て言うんだ」渉「翔だよ、忘れたか、あの時のミーティングで小さかった翔の姿を」店長「え、翔」店長「翔、お前の親の名前って」翔「渉ですけど」店長「は!(もしかして、渉のテクニックをひきついだのが、翔なのか!)」美香「お前の親、すげーな」龍一「翔、敵をとってくれないか!」翔「いいですよ」龍一「ありがとう」美香「そのときは横にのせてくれない?」翔「本気の時は乗せないよ、邪魔だから」美香「何でだよ!」店長「あははは」
続く