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転生したけど色々やばい件について  作者: 瞬殺されたコルバルト
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〈第6話〉【出会い】

神様登場ナリ

「ぅぐっ!!!うぅ....!!」


「大丈夫ですかお父様!!!」


「敵を心配するな!!集中するんだベル!!ふぅん!!」


「うっ!!はぁ...はぁ....」


 10歳になってから父のガヘルの特訓が厳しくなってきた、俺のことを思ってやっているのは理解できる

 突然だが今日は教会に行く

 どうやらこの世界では10歳になったら教会に行き神から洗礼を受け加護を授かることができるみたいだ


「ベル、ここまでにしよう」


「お疲れ様ですお父様!」


「それにしてもベルお前強くなったなぁ!!」


 お、いつものガヘルに戻った


「ありがとうございます!」


「お前の成長速度には驚かせるぜ、もう同い年には負けることはないな、それに今日は加護をもらいに行くからもっと強くなるもしれんな、父さん怖いよ」


「同い年....会ってみたいです...」


「あぁ...そういやまだお前外の世界を見ていなかったな....今日教会行くとき俺とチェールはついでに買い物に行くから、ベルは遊びに行って同い年の友達でも作ってきなさい、今日は洗礼日だからお前と歳の子が多いはずだ」


「おぉ....ありがとうございますお父様!!それと教会で思い出したんですけど、神様には対面できるんですか?」


「会えるやつは一憶分の一らしい、お前は...会えるかもな」


 会えなきゃ困るよ、どうして俺がこの世界に来たか知りたいし


「よしベル準備しろ、もう行くぞ」


「あ、はい!」


 そうして馬車に乗りとなりの国【ラッケ王国】に行った俺たち、ガヘルが言った通りそこには子供たちが多かった

 教会に入り、順番を待つ

 神様に会えるように、と念じながら

 そして俺の番が回ってきた


「ここの魔法陣の上で正座をし、目を瞑ってこう念じてください〘我にご加護を、我の名はベル・ロッツェ〙と」


 〘我にご加護を、我の名はベル・ロッツェ〙


 うおっ!!!なんだ眩しい!!


 ・・・・


 ここは....?


『ここは神界じゃよ、五十嵐相馬イガラシソウマよ、いやベル・ロッツェかな?』


「んっ!?誰だ!?なぜ俺の本当の名前を!!」


『そりゃお前、儂がこの世界にお前さんを送った張本人じゃからの』


「あなたが!?」


『本当に申し訳なった....』


「ん?なぜ謝るのです?僕は感謝してますよ!交通事故で死んだ僕をこんな楽しい世界に転生してくれたんですから」


『君を殺してしまったのは儂なんじゃ・・・・』


「えっ・・・・・」


『儂はこの世界と地球という世界を管理する神じゃった・・・仕事尽くしで疲れていた儂はある資料を片付けようとしていた、生死名簿セイシメイボと言ってな、寿命が決まっている資料でそこに×を記入したら〖死〗〇を記入したら〖生〗というシステムなんじゃ、そこに君の資料が来た・・・本来君は事故に遭い、治療を受け助かる運命であった・・・だが儂が×を記入してしまったばっかりに・・・君は死んでしまった、そして勝手ながらこの世界に

 転させてしまったのだ、ロッツェ家の長男ベル・ロッツェとして・・・本当に申し訳ない・・・・』


「そんな自分を責めないでください、人間・・・いえ、神も疲れもしますし、間違えもします・・・向こうの世界に未練は少しありますが、感謝もしています、こんな楽しい世界に転生してくれてありがとございます」


『なんと・・・許してくれるのか・・・なんて器が広いんだ・・・』


「そんな間違え如きで怒ってても仕方がありませんし、起きてしまったことは仕方ありませんよ、この話はもう水に流しましょう」


『うむ、助かる』


「話変わりますが加護のほうはもらえるんですか?」


『あぁ、本来加護は一つだけ授けるルールなのだが、今回は罪滅ぼしも兼ねて儂含めて四人の神から加護を与えよう、今呼んでくるから待っておるんじゃ』


 予想外の結果だったな、まさか本当は助かったなんて・・・

 まぁ深く考えても無駄だ


『おー本当にガキが居やがるぜ』


『子供って言いなさい子供って』


『サヘル様の神界に来るのは久々ですな』


『待たせてしまったかの』


「う、うぷっ・・・」


 なんだ急に吐き気と目まいが・・・!?


『こら!!神圧をあの子に向けないの!!』


『あいつ、中々だぜ俺の神圧で気絶しないなんて久しぶりに見たな』


『儂がある程度力を与えておったからのう』


『サヘル様から直々に!?・・・羨ましいですな・・・』


『さて自己紹介と行こうかのう、改めて儂は異世界【ユグドラシル】と【地球】を管理している全能神サヘルじゃ、今後ともよろしくのう』


『俺は武力と知恵の神ロキだ!俺から加護をもらうんだから誰にも負けんなよぉ?』


『私は魔術の女神イシスよろしくねベルくん!あ、ソウマくん!えっ、どっちですかサヘル様!?』


『我は創造神ブラフマー、イシスの天然はいつもだから許してやってくれ』


「皆さんよろしくお願いします!」


『よしまず儂から加護与えるぞ』


 こうして次々と加護を貰い・・・


「みなさんありがとうございました!それじゃあもう行きます!」


『本当申し訳なったソウマよ』


『あっちで元気でね~』


『負けたらただじゃおかねーからなー!』


『頑張るんだぞ少年』


 あとで説明するけど俺化け物になっちまった・・・


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