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第二の幕があがった？

ヒロインさんはその後、俺様王太子と結婚。さらに2年後、俺様が王に即位するとともに王妃となった。

その即位記念式典のことでした。

俺様の隣に王妃となるヒロインさん。取り巻きと化した攻略対象者たちの姿もあります。

この式典で、王妃となったヒロインさんの大演説が行われました。

要約すると、

「わが国は『中央集権国家』として生まれ変わります」

ということ。

おおーと大半の貴族たち。

何もわかってません。

目端の利く一部は渋い顔。

しかし、即位式典ゆえ新王の顔に泥を塗るわけにいかず、黙っています。

そこに、

「お待ちください。そのような話を即座に認めるわけにはいきません！」

あらゆる空気をブッタ斬って発言する強者が現れた！

「おまえは・・・」と俺様

「あなたは・・・」と堅物

「いつのまに・・・」とチャラ男

「どうしてここに・・・」とロリコン

「悪役令嬢ー！」とヒロインさん

「父が外交で国にいないうちに、勝手にそのようなことを決めようとは・・・そのような姑息なやり方は、王族のすることではありませんわ！」

そこに立っていたのは、悪役令嬢さんでした。

これが新たな戦いのはじまりです。