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学園にて、世界の強制力というわけではないのだが

学園に入学した頃、ヒロインさんはいらだっていた。


「あの娘が悪役っぽくないから、イベントが発生しないじゃない! 幼馴染くん、なんとかならないの!」


こんな感じだ。

正直、意味わからん?


だが、ある日悪役令嬢さんと話をしていると


「チート・・・そんな理由で、この国を・・・」


怒るような何かに耐えるような悪役令嬢さん。


また出たよ『チート』ーーこの軽く頭の悪そうな響きの異世界の言葉が、なにやら不吉なものに感じられました。


悪役令嬢さん。『チート』ってなんですか?


あ! にらまれた。

これ以上つっこまないようにします。


その後、ヒロインさんと悪役令嬢さんの二人で話し合いが行われたようですが、物別れに終わったようです。それから悪役令嬢さんのヒロインさん妨害らしきものが始まりました。


「幼馴染くん、キミって策士だったのね」とヒロインさん。


いや、僕は何にもしてないから!


「俺様と堅物攻略は避けなければ・・・」


悪役令嬢さんは、ヒロインさんを政治の場から遠ざけたいよです。皮肉なことにこの行動が、ヒロインさんに有利に働いているようです。


「よし。このフラグは回収ね」


ヒロインさんは順調のようです。

なにやら周囲の人たちから、悪役令嬢さんがヒロインさんをいじめているとか、悪口を言っていると誤解されだしています。


良くありませんね〜


そして1年後、先にあったようなエンディングを迎えました。


ヒロインさんは逆ハーレムを築きあげ、

悪役令嬢さんは去っていきました。

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