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異世界に行ったら妹ができた  作者: 紅葉コウヨウ
第九章 とりあえず起業してみる

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第百三十四話

「ならミーニャのところで働けばいいんだよ……前も言った気がするけど!」


「うん、だからそれはない……前も言った気がするけど」


「むー! お兄ちゃんはわからずやなんだよ!」


「まぁ最終手段には入れてあるから安心しろ」


「何だか納得いかないけど……それでなんだっけ? ミーニャがこのお店をやっている理由?」


「あぁ、何でこの店をやっているか……どうして開こうと思ったのかを聞かせて欲しんだ」


「どうしても何も……」


 と、ミーニャは上半身だけ考える人のようなポーズでしばらく静止した後、言う。


「特にないかな!」


「特にないんだ!」


「うん、ないんだよ!」


「そっか、ないのか!」


 …………。

 ………………。

 ……………………。


 うん、まるで参考にならなかった。


 まぁミーニャの事だから、ああいう答えも予想していたが、まさか本当にそういう答えが返ってくるとは思いもしなかった。


「いやほら、予想は予想でも『まぁあり得ないだろう』という方面の予想であってさ」


 って、誰にいいわけしているんだ俺は。

 にしても困った。


「これで店を開いている知り合いは全滅か……」


 全滅も何もミーニャしか店をやっている奴は居ないだろう。というツッコミは置いておくとして、さてどうしたものか。


「順当に考えるなら、ちょっと街の中を歩いてみるか」


 街にどんな店があるのか見て、この世界における店の需要を調査。

 これが一番効率的な方法だろう。


「よっし、気を取り直して行ってみますか」


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