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異世界に行ったら妹ができた  作者: 紅葉コウヨウ
第六章 とりあえず対話してみる
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第百七話

「いったい何をやっているのじゃ!」


「ご、ごめんなさいなんだよ!」


「さっきから謝ってばかりで、反省の色がまるで見えないのじゃ!」


「反省してるんだよ……で、でも」


「でもじゃないのじゃと、何度も言っているのじゃ!」


「……何度もじゃーじゃー言って、よく噛まないね。不思議なんだよ」


「おぬしは、本当に、何も反省していないのじゃぁああああああああああああ!」


 …………。

 ………………。

 ……………………。


「私、嫌だぜ? あんなところに入って行くの」


「安心しろ、俺も嫌だ」


 俺たち――すなわち俺とクーは現在、マオの城からミーニャの店へと戻ってきていた。

 もともとはミーニャに文句を言うために戻ってきたのが、家へと上がってリビングにたどり着くと状況は一変した。


 ミーニャがめちゃくちゃ怒られていたのである。


 マオに鬼の様に怒られていたのである。


 俺たちは部屋の中に入らず、廊下から扉越しに聞いているだけなので、詳細はわからない。しかし、わかった範囲で纏めるならばこういう事らしい。


 オークを勝手に人間に変えるとは何事か。


「……城にもどらねぇ?」


「あぁ、俺も同じ事考えてた」


 こうして、俺とクーはマオに見つからないようにゆっくりとミーニャの店を後にするのだった。


「さて、もうオークの件はどうにもならん……新しい仕事を貰った方が建設的な気がする」


 というか、初仕事なのに大失敗してしまった。

 鬱すぎる。


ホビージャパン様の読者グランプリのエントリー作品を読んだり、投票してくれた方……結果発表はまだですが、ありがとうござっしゅ!

これからもふにゃふにゃ頑張っていきますので、色々と応援よろです。


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