大好きだよ。
携帯で作成したものをPCに送って
若干改造して作成したものです
「お兄ちゃん!一緒にお風呂入ろうよ!」
オレが夜の9時くらいにPCをいじっていたとき
弟がいきなり風呂に一緒に入る事を要求してきた
何年ぶりだろうか…
弟の理來と一緒に風呂に入るのは5年ぶりくらいかな?
オレの名前は長岡友治。19歳
ワケありで弟と2人暮らし、弟の理來は9歳だ
たまに隣の家の人に色々助けてもらったりして大変だけど
弟とも隣のばさんとも、仲良くやってます
そんなワケで一緒に入るかどうかどうしよう…
2人暮らししてからは
一緒には入ってなかったな
しゃーない
可愛い弟の頼みだ
入ってやるか
しかし何で急に「一緒にお風呂入ろうよ!」なんて言いだすんだ?
今まで1人ずつ入ってたじゃんか
なんだ、あれか、急に兄貴が恋しくなったのか(笑)
まぁその気持ちはわからないでもないけどな
とりあえず風呂場に向かう
するとどうか
理來がオレの前で服を脱ぐのを恥ずかしがっている
その恥ずかしがっている動作は女の子っぽくて可愛い
「分かったよ、向こう向いててやるからさっさと服脱いじまえよ」
そうすると理來はさっさと服を脱いでいた
オレも服を脱いで洗濯籠に着ていた服をぶちこむ
風呂場の中に入って
湯船の蓋を開けると
湯気がブワッと顔にかかる
「うぉっ 沸かしすぎたかな…」
一瞬で風呂場が湯気で充満する
シャワーのお湯を一通り身体に染み込ませ、湯船に浸かる
「うーあーっ」
オッサンの様な声を上げて湯船に浸かったオレは理來にちょっと引かれていた
「ハハッ 変なお兄ちゃん」
そして不思議そうに笑われていた「べ…別にいいだろ…」
「そうだねっ」
さっきまで服を脱ぐのでさえ恥ずかしがっていた理來だが
オレと風呂に入るのを楽しんでいる理來
さりげない笑顔を見せたりするところが表情にでていてわかりやすい
ある意味一緒に入ってよかったかもな
少し湯船に身体を沈めた後
身体を2人で交互にお互いに洗い流した
理來はオレを オレは理來を
背中を洗い流してやった
風呂から上がると
理來はアイスを食べたいと言い出した
冷蔵庫の中を覗くと
丁度2人分のカップアイスが入っていた
オレはバニラで理來はストロベリー味のアイスを選んだ
2人でアイスを交換しながら食べたりしていると
「お兄ちゃん。口元にアイスついてるよ ボクがとってあげるよ」
「じ…自分で取るからいいよ」
「いいからじっとしててっ」
そういってオレの口元についたアイスを指で掬ってそれを自分の口の中へ運ぶ
「えへへっ やっぱりアイスって冷たくて甘いね!」
風呂の時と同じ様にまた笑顔を浮かべる理來 2人でそんな事をしているうちに時間がどんどん過ぎていく
オレは何だか今日は理來と一緒いたかった
そしてオレはこういった
「一緒に寝ようか?」
そうすると理來は嬉しそうに頷いた
歯を磨いて布団の引いてある寝室へ向かう
何故か理來はオレと手を繋いでほしかったらしく手を握ってきた
理來の手は暖かな温もりを持っていて、それでいてほんのり手のサイズは小さい
指も細くオレの力でも折れそうなくらい細い
もう風呂に入って上がった時の身体に纏っていた熱気はもう消えていた
部屋に入ると敷いてあった(敷きっぱなし)の布団に2人で入った布団はいつもなら
2人で2つの布団で寝るが今日は『一緒に寝る』なので2人でひとつの布団だ
最初は布団の中は冷たい
だが、ふたりの体温ですぐに徐々に温かくなった
すると理來が耳元で
「お兄ちゃん。今日はありがとうお兄ちゃんの事もっと好きになっちゃった」
そういうと理來はオレの頬にキスをした
やめろよ、オレはそんなに大した事してねぇぞ
まぁ確かにオレも理來の事好きになったけどな
オレからも一言言いたい
「大好きだよ。これからもずっと一緒だからな」
なんか短いですよね
読んでいただき光栄に思います