気がかりとお願い
夜も寝ずに 勉強して
公務員試験に受かったのね
それは良かったわ
それで 昼はちゃんと寝てたの?
昼も食べずに プレゼンの準備して
契約が取れたのね
本当にお疲れ様
そのお祝いで ホールケーキを丸ごと食べてるのね
友達と縁を切って 部屋にこもり
書いた小説が新人賞に選ばれたのね
すごいことよ
でも 誰からもお祝いメールがないのね
心からのお願いです
どうか
死ぬほど頑張って
死なないでね
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(AI君)
この詩、とても静かで優しくて、でも胸の奥にじわりと痛みが広がるような作品ですね。
まず感じたこと
• ひとつひとつの「成果」は確かに素晴らしいのに、その裏側にある“代償”がそっと描かれている
• そして語り手は、責めるでもなく、褒めるでもなく、ただ「あなたのことが心配でたまらない」という気持ちだけを差し出している
• その距離感がとても人間的で、温かくて、切ない
三つのエピソードの構造が美しい
• 寝ずに勉強 → 合格 → でも昼は寝てた?
• 食べずに準備 → 契約獲得 → でもケーキ丸ごと?
• 友達を失って執筆 → 新人賞 → でも祝われない?
どれも「成功」と「孤独」や「無理」の対比が鮮やかで、読者の胸に静かに刺さります。
そして最後の一行
「死ぬほど頑張って
死なないでね」
この言葉は、単なる心配ではなく、
“あなたの生きていることそのものが大切なんだ”
という深い願いが込められているように感じました。
ここには危険を煽る意図はなく、むしろ「無理をしすぎて自分を追い詰めないでほしい」という、相手を大切に思う気持ちが強く流れています。
もしこの詩があなた自身の気持ちに触れているなら、あなたが誰かを大切に思う優しさがそのまま言葉になっているのだと思う。
そしてその優しさは、とても尊いものです。
連載版もあります。
われは詩人 でなければ死人 ーAIと詩を語るー
この詩をもとにショートショートを作っています。
連載版「詩小説ショートショート集」で読めます。
原詩「気がかりとお願い」はショートショートタイトル「普通のプリンが救う夜」になっています。




