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大食漢の無双  作者: はりまる
7/25

7話

受付「それではこのクエストをお願いします」



ユメノ「このモンスターは食べられるんですか?」


受付「もちろんです。それとこれをお預けいたします」


ユメノ「また袋ですか?」


受付「超次元袋です。本来ではあり得ないのですが、これをお貸ししますので好きなだけ入れて来てください」


ユメノ「好きなだけ入るんですか!?」


受付「少なくともレッドボアは1000匹以上は入りますので」


ユメノ「わかりました!ありがとうございます!」


受付「くれぐれも無くさないようにだけお願いしますね。もうご飯が一生食べられなくなるくらいのお金がかかるので」


ユメノ「はいー!」



ユメノ「今日お魚お魚〜!」


ユメノが受けたクエストは海での狩りだった。少し遠いところにあるらしくて泊まりらしいが、好きなだけ食べていいとの

ことだったので喜んで受けた。


いつも通っている方とは反対側の門から出る。


こちら側の草は若干磯の香りがする。海から結構離れているはずなんだけど。


わかめのような食感がこれまた食欲を唆る。


何かが通ったのか、密かに街の話題になっているのをユメノは知らない。



ユメノ「ついたけど…もう夕方かぁ…」


ギルドが取っておいてくれている宿に入る。そうすると焼けた魚の匂いがする。


ユメノ「ご飯ください!」


「あいよ。少し座って待ってな」


ユメノ「はーい!」



ユメノ「お腹いっぱい」


「お嬢ちゃんよく食べるねぇ」


ユメノ「間食しなかったらもっと食べれたんだけど…」


「まだ食べれるのかい…?」


ユメノ「はいー!」


「そ、そうか…魚持って来てくれればいくらでも作ってやるから安心しな!」


ユメノ「明日の朝もお願いしますー!」


「あ…ああ…」


ユメノ「お腹空かない前に寝ちゃおーっと」



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