6話
「おい!うちにすげーのが来たぞ!」
受付「ご飯が美味しくて安いお宿と言ったらガナリーさんかと思いまして…」
ガナリー「少しの間ギルドにある食料を渡してくれ!これじゃ他の冒険者を賄いきれん!」
受付「そうなると思いましたので、倉庫に用意してあります。明日からは自分の分は取ってきてもらうようにするので…」
ガナリー「今日だけでも自分の持ってきた素材を足しての量だからな…」
受付「え…」
ガナリー「相当お世話になると思うぞ」
受付「上に話しておきます…」
ガナリー「よろしく頼むよ」
―
受付「とのことです…」
「レッドボアの肉が7匹分が二日で終わるだと…?」
受付「至急どうにかするようにと」
「そんな人間実在…するんだろうな」
受付「ふざけている場合ではありません」
「一番手っ取り早い話で行けば他の街に移動してもらうことだが」
受付「どうやってその気にさせるかですよ…」
「そうだな…。邪魔だからなどは言えんからな」
受付「とりあえず明日は全ての食材集めは彼女に任せますのでそのうちに決めておいてください」
「重責だな」
受付「最悪冒険者全員から叩かれますからね」
「今から脅さないでくれ…」
受付「事実を言ったまでです」
「あー聞こえない、聞こえない」
受付「はぁ…」
―
ユメノ「美味しかったぁ…受付さんが教えてくれたところはさすがだね!」
大きくなったお腹をさする。
ユメノ「起きているとお腹空いちゃうから寝ちゃお」
明日からの美味しい食事を考えながら眠る。
―
ユメノ「おはようございますー」
ガナリー「あ、ああ…おはよう」
ユメノ「このお肉を使って朝ごはんを追加してもらえますか?」