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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
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言ってしまった

「冷蔵庫、ですか。別の世界だと普通にあったものですけど、この国にはあまり馴染みが無いですよね。どういう物かは知ってますけど、そのまま錬金術で作れたとしても機能しないですよ」

「錬金術で作るんでしょ?なら、この国基準、いえ、オンリーワンなものを作りましょうよ!ええ、それがいいわ!」

「なんでそんなに必死なの」

「冷たい飲み物が飲めるのよ?この馬鹿みたいに暑い国で」

「で、つくれるものなのかい?素材は?」

「待っ、待ってください!レシピが無いですよ……」

「だってさ」

「なんだ、無理なのね」

「なんですって?」

「え?だから無理なんでしょ?ごめんなさい、無理を言って」

「む、無理なんかじゃないです!やって見せますよ!度肝を抜かせてみせますよ!」

「そう?楽しみにしてるわ」



「……言ってしまった」

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