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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
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錬金術士モミジ

「ヒッ」


突如として襲われ、尻もちを着いた。その痛みも怖さで感じなかった。

武器なんて持ってない。もうダメだと、無抵抗にやられると目をつぶった。


ドカンッ!と音と熱風が前方から来た。


(うわぁ!火に焼かれる〜!)


そう思ったが、それ以降一向に何も起こらなかった。



「どうしたの?迷子かな?ここは許可が無いと入れないんだけど……」


声をかけられて目を開けるとアオイロでは無くて同い年位の男の子が中腰で手を差し伸べてくれた。


やたらのんびりした口調の子だ。


「あ、ありがとう。えっと……」

「ああ、僕はモミジ。錬金術士だよ」

「えっ!錬金術士!?じゃない、ここは魔物なんて出ないのに」

「いつの話だい。2年くらい前からこの国は魔物が増えてるからその調査に来たんだ。間に合って良かったよ、局から慌てて『依頼』されたからね」

「そんな、心配かけちゃった……」

「まあ、反省は後にしなよ。ここも安全じゃないからね」

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