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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
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2人で錬金術士

「ど、ドドどうしましょう!?モミジさん!!」

「まず、落ち着いてくれないか。揺らさないでくれないか、酔う」

「私も街で聞いたよ。賊が王宮に入ったって噂」

「賊か、きな臭いね。僕達も気を付けないと行けないね」

「ねぇ、君って王都の人なんでしょ?そういう伝達と無かったの?」

「そういえば、無いね。もしかするとそれどころじゃないのかもしれない。千年魔女様がそういう事を蔑ろにするお人では無いから、緊急事態なのは間違いないかもね」

「……王都の錬金術士の人達も薬くらい作れますよね?なんで、私の所にも依頼が来たんでしょうか」

「なーに、嫌なの?やってやろうって気持ちで行かなきゃ!」

「い、いえ。決して嫌とかじゃなくて……」

「…………僕も王都の錬金術士だけど、正直ろくな薬は作れない。僕らは兵器しか作れないから」

「…………じゃあ、一緒にやりましょう!爆弾だって魔物に使ってるんですし、悲観することじゃないよ!」

「そーだよ!ほんと君ってネガティブ。君はすごいよ!もっと自信持ちなって!ふふ、2人で錬金術やるんでしょー?私見てみたいな!」

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