表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
62/91

納品依頼

「入れ。おお、やっと来たな」

「やっとって。今読んだばかりじゃない」

「ま、まぁ、それほどに急を要する事だ」

「はぁ。何かあった……んですね?」

「王都の方の砂嵐が被害を出したらしくてな」

「ええ、被害出たんですか?いつもなら」

「ああ、いつもなら砂嵐が起きてもすぐに魔法使いや、兵士が納に行くんだが、どうにも上手くいかなかったらしい」

「そんな、変ですよ」

「モミジ君、変なのは重々承知。でも私達には何故と聞いても答えてくれないわ」

「……それで、読んだ理由はなんですか」

「うむ、元々試験的な意味合いを兼ねて軟膏を作ってもらうはずだったな?」

「ええ、今日言われたばかりですし」

「それと併用して回復薬を作って欲しい。それも早急にだ」

「お薬」

「サリバ、その本が役に立つんじゃないかい?」

「本。あっ!……局長、何とかしてみせます」

「良かった。じゃあ4日後までに納品してくれ」

「はいっ!……4日!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ