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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
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難解な本

「な、ん、か、い」


とりあえず読んでみないことには始まらない。目の前にあった中段の本を手に取ってみる。

キチンと縁どりされていて、この本には紙ではなく、羊皮紙が使われているようだ。しかも、防腐加工も完璧でおおよそ何十年、下手したら何百年間前の物とは思えない。


『グエーテ鉱石からなる加工術』


本のタイトルはそう描かれていて、石を元に複数のルートを辿り、調合するらしい。正直、読めない。

何となく分かるのは分かりやすく絵による図解があるからだ。


「……古代文字?うーん、学園では習わなかったなぁ」


錬金術士としてのスキルを学んだだけで、考古学は全く分からない。もしかするとここの本全てこの解読できない文字で書かれているかもしれない。


そうなればかり宝の持ち腐れになるぞと、焦る。


「本を戻しってと。……薄い本がある」


右よりの本棚を見ていたけれど、左側は割と薄い本が多い。もしかすると、左から順に難易度が上がって言ったのかもしれない。


『回復理論』


「レシピですら無くなった!」

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