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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季


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崩壊の力

「さぁ、案内を続けて」


「……騎士が扉の左右に立っているだろ?あそこの中、らしい」

「らしいって曖昧だね」

「うるさい、機密情報に決まってるだろ。一端の兵が知ってるわけが無い」

「それもそうだね、スフィア、崩壊で無理やり進もう」

「肝心の場所は知ってるの?」

「それは、ハックすればいい。前時代的な世界だけど、全くデータが無い訳じゃあないからね」

「じゃあ、どうやって入ろうか」

「ここは壁で死角だね。じゃあ、ここの壁は無かった事にして行こうか」


冬桜が手を壁に当てると、強固なはずの壁が、砂で出来ていたかのように、サラサラと崩れ落ちてしまった。

音もなく大きな穴が開き、一般兵が生涯見る事が叶わない宝玉室の全貌を目の当たりにしてしまった。

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