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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
30/91

飛んで行け!11

「よし、これなら行ける、どこまでも!」


調合も完璧で、これ以上の物は今はもう作れないし、再現性もないけれど、出来た。


それは『飛翔の疾風』白のロングブーツの外側に青白い宝石が嵌め込まれている。


使用時に魔力を込めることで不可視の翼が現れ、装備者をどこまでも連れて行く。


早速履き、アトリエのドアを開け足をかける。

アトリエは支部の2階部分にあり、当然落ちたら怪我どころじゃないかもしれない。


支部まえの広場は仕事終わりの人達が夜更けまで語り合っている。


「うっ、高いね……あ」


しり込みしていたら魔力が漏れだしたらしく急発進して、普通に転落し始めた。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


悲鳴をあげながらもどこか冷静な部分が残っていたのか、偶然か壁を蹴り、サリバは夜闇に飛翔した。

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