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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
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飛んで行け!3

「や、ヤバいよぉ。あれから結構時間経っちゃってる」


アレでも無いコレでも無いとひたすらに本棚をひっくり返していると、廊下から「ちょっといいかい!?」と呼ばれたので、作業を中断してアトリエの方へ戻ることに。


「コレはどうだろう。空飛ぶ絨毯」

「かなり難しくて、その、無理です」

「そうか、じゃあこれは?」

「快速の靴?」

「やばく動けるんだって。もうこれで群衆を駆け抜けるしか……」

「それだ!そうとなれば……必要なのはさっき……」

「え?お、おーい!何を作るんだい!何がそれだ!なの!?」


サリバは何かを思い付いた様で、倉庫の方へ走っていった。その場に残されたモミジはなんの説明も無いままに取り残された。


少しイラッとくるが、サリバのあの楽しそうな、ワクワクとした子供のような表情を見ると何も言えなくなった。


「まあ、なにか思いついたんだろうな。……僕は何も思いつかなかったよ」

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