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錬金術師サリバの終わりゆく話  作者: 新規四季
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クエスト!

「サリバ!やっと来たか」

「局長、ど、どうなってるんですか?お祭りって感じじゃなさそうですけど」

「お祭りじゃないからな。俺もさっぱりなんだが、分かりませんじゃすまん立場だからどうなっているか知りたいんだが、これじゃあな」

「ですね、他の皆さんは?今支部内誰もいませんよね?」

「みーんな野次馬だ。大きな音が鳴って地響きがしたから地震かと思ったんだが、どうやら違うっぽいんだ」

「うーん、皆さん酷く混乱してますね」

「落ち着かせたいんだが、俺も何も知らんからな、何も言えん。そうだ、サリバ!見てきてくれ」

「え?」

「なに、一人で行けって行ってるんじゃない。モミジが同行してくれる。準備が整ったらもう一度来てくれ、モミジには話をしておく」

「行くってこの人混みを通ってですか?無理ですよォ」

「確かにな、なにか錬金術で作って何とかしてくれ」

「何とかって……」

「ええい、なんとかは何とかだ!素材や道具は経費だ。支部にあるものはなんでも使っていい。確かアトリエのすぐ横が過去の錬金術士の倉庫になってるから爆弾でも使ってこじ開けて使ってくれ」

「爆弾って……鍵ないんですか?」

「無い。過去から今まであの倉庫がどうなってるか知ってる物もいない。なぜなら」

「なぜなら?」

「どうやってもあかなかったからだ。でも錬金術なら何とかできるんじゃないか?頼んだぞ」

「頼んだぞって、そんなぁ……」

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